IT導入補助金を活用してL Message(エルメ)を導入する方法!対象経費や申請枠、関連ツールなど解説

IT導入補助金を活用できるL Message

L Message(エルメ)導入にIT導入補助金は活用できる?

L Message(エルメ)の補助率や申請枠は?

L Message(エルメ)導入にあたってIT導入補助金を活用したい方も多いでしょう。

本記事では、L Message導入におけるIT導入補助金の申請枠や具体的な補助額などを徹底解説します。

導入シミュレーションや申請時の注意点などについてもまとめているため、ぜひ参考にしてください。

結論

L Messageは、通常枠、インボイス対応類型どちらかで申請可能

基本的にはインボイス対応類型での申請がおすすめ

・通常枠:補助率1/2~2/3、最大補助額450万円
・インボイス対応類型:補助率2/3〜4/5、最大補助額350万円

インボイス対応類型はハードウェアの申請も可能。

L Message(エルメッセージ)とは?機能や特徴、料金プランを紹介

L Messageとは

そもそもL Messageとは何か?

L Messageの特徴や機能、料金プランについてまとめているため、サービス内容が曖昧な方はチェックしてください。

L Messageの機能や特徴

L Messageは、LINE公式アカウントの機能を拡張し、効果的なマーケティングと顧客対応を自動化するツールです。

流入経路の分析やアンケート機能でユーザー情報を収集し、個々のニーズに合わせたメッセージ配信が可能。

また、ストーリー形式やステップ配信機能により、販売活動を自動化し、よくある質問や予約対応も自動で行えます。

使いやすい管理画面で初心者でも簡単に運用が可能です。

L Messageの主な機能は以下のとおり。

メッセージ配信セグメント配信やステップ配信により、ユーザーの属性や行動に応じた効果的なメッセージ送信が可能。
友だち管理タグ付けや属性情報の収集により、ユーザーの興味関心や行動履歴を把握し、適切なコミュニケーションが可能。
フォーム作成アンケートや予約フォームを簡単に作成でき、ユーザーからの情報収集やフィードバックを効率的に行える。
決済機能StripeやUnivaPayとの連携により、LINE上で商品やサービスの販売・決済がスムーズに行える。
予約管理カレンダー機能を活用して、イベントやサービスの予約受付・管理を自動化し、業務効率を向上させる。
リッチメニュー作成自由度の高いリッチメニューを作成し、ユーザーの操作性を向上させ、情報へのアクセスを促進。
チャットボット自動応答設定により、ユーザーからの問い合わせ対応を効率化し、迅速なサポートが可能。
データ分析メッセージの開封率やクリック率、ユーザーの行動データを分析し、マーケティング施策の効果測定と改善に役立つ。

L Messageの料金プラン。月額費用はいくら?

L Messageには、以下の3つのプランがあります。

料金プラン月額費用エルメ⽉間配信数チャット履歴閲覧‧検索期間総友だち数上限
フリープラン0円1,000通180⽇間〜5万⼈
スタンダードプラン10,780円無制限無制限〜5万⼈
プロプラン33,000円無制限無制限〜10万⼈

その他、機能の制限なども異なるため、気になる方は公式HPでチェックしてください。

L Message導入に活用できるIT導入補助金の申請枠

L MessageのIT導入補助金の申請枠

L Messageは、「通常枠・インボイス対応類型」いずれかで申請できます。

基本的には、補助率や採択率などの観点からインボイス対応類型がおすすめです。

補助率や補助額、対象経費など変わるため、それぞれ確認してください。

通常枠
インボイス対応類型

通常枠でL Messageを導入する場合

項目通常枠A類型通常枠B類型
補助率1/2〜2/3
補助額5~150万円未満150~450万円以下
必要プロセス1つ以上4つ以上
賃上げ目標加点必須
L Message対象経費・ソフトウェアL Messageのクラウド利用費(最大2年分)
・オプション
・導入関連費導入サービスに対するコンサルやサポートなど

通常枠でL Messageの導入を進める場合は、補助率1/2〜2/3で最大450万円の補助を受けられます。

ただし、導入するのがL Messageだけの場合は、必要プロセスの関係でA類型になるため、最大150万円の補助となります。

業務プロセスは以下の7つです。

L Messageは「顧客対応、販売支援・決済、債権債務、資金回収」の2つに該当します。

・顧客対応、販売支援
・決済、債権債務、資金回収
・供給、在庫、物流
・会計、財務、経営
・総務、人事、給与、労務、教育訓練、法務、情報システム
・業種固有プロセス
・汎用・自動化・分析ツール

補助率や補助額などの観点から、以下で紹介する「インボイス対応類型」の方がお得なので、ぜひチェックしてください。

インボイス対応類型でL Messageを導入する場合

項目インボイス対応類型
補助額・補助率会計・受発注・決済ソフト【小規模事業者】
・50万円以下:4/5
・50〜350万円以下:2/3
【中小企業者】
・50万円以下:3/4
・50〜350万円以下:2/3
PCやタブレット・10万円以下:1/2
レジや販売機・20万円以下:1/2
L Messageの対象経費・ソフトウェアL Messageのクラウド利用費(最大2年分)
・オプション
・導入関連費導入サービスに対するコンサルやサポートなど
・ハードウェア
中小企業:※50万円以下は1、50〜350万円は2機能以上を有するのが必須

インボイス対応類型は、「会計・受発注・決済」のうち2機能以上を有している場合は、50〜350万円の補助が可能です。

L Messageは、「受発注・決済」を満たしているため、最大350万円の補助が受けられます。

また、L Message導入にあたって、パソコンやタブレットなどのハードウェアが必要な場合も対象経費となるため、申請が可能です。

補助率・補助額はもちろん、採択率に関しても通常枠は約76%、インボイス対応類型は約94%と高いです。

そのため、L Message導入は「インボイス対応類型」で進めるのがよいでしょう。

IT導入補助金の対象となるL Messageの経費と導入シミュレーション

L Message導入のIT導入補助金のシミュレーション

IT導入補助金で対象となるL Messageの経費は、以下有料プランになります。

・スタンダード:10,780円
・プロプラン:33,000円

L Message導入にあたってのシミュレーションを以下で紹介しているため、金額面などぜひ参考にしてください。

項目金額
L Messageスタンダード258,720円/2年間
LINE公式アカウントライトプラン120,000円/2年間
Lステップスタンダードプラン522,720円/2年間
Salesforce Professionalプラン 901,440253,440/2年間
導入サポート600,000円
保守サポート600,000円(5万円x12か月)
合計の申請額2,354,880円
合計の補助額1,177,440円
実費1,177,440円

IT導入補助金を活用してL Messageを導入する手順

IT導入補助金を活用してL Messageを導入する手順

L Message以外のLINE公式やLステップなど関連ツールの紹介

L Message以外のLINE関連ツール

L Message以外のLINE関連サービスの特徴について紹介します。

また、それぞれのIT導入補助金の申請枠についてもまとめているため参考にしてください。

LINE関連ツール特徴IT導入補助金の申請枠
Line公式アカウント企業が顧客と直接つながり、メッセージ配信やクーポン提供などで効果的にコミュニケーションできるツールです。通常枠
LステップLINE公式アカウントを拡張し、タグ管理やシナリオ配信で顧客対応を自動化するツールです。通常枠
LINEWORKSLINEの使いやすさでビジネス向け機能を提供するコミュニケーションツールです。通常枠

IT導入補助金を活用してLINE公式アカウントを導入する方法!申請枠や注意点など解説
Lステップ導入にIT導入補助金を活用する方法!申請枠や料金シミュレーションなど紹介
IT導入補助金を活用してLINEWORKSを導入する方法!対象者や申請枠など徹底解説

まとめ

L Messageを導入するためのIT導入補助金の申請枠や補助額などをまとめました。

通常枠・インボイス対応類型どちらかでの申請ができますが、インボイス対応類型がおすすめです。

補助率も高く、パソコンやタブレットなどの申請もできます

また、採択率も約94%と高いです(通常枠は約76%)。

弊社ではL Messageの導入サポートを行っています。

その他、ITツールの申請もできるため、会計ソフトや決済ソフトなどの導入を検討している方はお気軽にご相談ください。

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