「面白い採用動画ってどんな動画？」
「求職者に好印象を与える面白い採用動画を作りたい！」
企業の採用にあたって、採用動画の制作を検討している方も多いでしょう。
作るなら固くなりすぎず、ユーモアがある採用動画を作りたい…！と考えている担当者さんもいるはず。
そこで本記事では、パロディ型やコンセプト型などさまざまな面白い動画の事例18選を紹介します。
各ムービーの面白いポイントや求職者に与える印象なども解説。
パロディ型の面白い採用動画3選
パロディ型の採用動画は、映画やCMなどの内容をユーモアや企業らしさを交えて模倣した動画です。
エンタメ性が高く、親しみやすさから求職者の興味を引きやすいのが特徴。Z
企業文化や職場の雰囲気を自然に伝え、好感度を高める効果が期待できます。
SNSで話題になりやすく認知度向上にもつながり、求職者に企業への親近感を抱かせ、応募のハードルを下げることで採用効率を高めることが可能。
特に若年層やクリエイティブな人材にアピールしやすいのが魅力です。
ここからは面白いパロディ型の採用動画を紹介します。
崎永海運株式会社
崎永海運株式会社の採用動画は「スター・ウォーズ」の予告風パロディ動画。
出演者は全員社員というこだわっており、ターゲットである学生や若年層の求職者も思わず面白いと思えるような求職動画となります。
固いイメージの海運業界において差別化ができており、社員を大切にする企業の姿勢や社員同士の一体感を与えるようなユーモアな動画となっています。
ポケラボ採用ムービー
面接を格闘ゲームとして再現。求職者がゲーム制作への熱意で面接官をKOするというストーリーのPOKELABOの採用動画です。
ゲーム開発企業らしい遊び心とユーモアがある採用動画は、ゲーム制作に熱意のある若い求職者や創造性やユーモアのある人材をターゲットに響くような作品となります。
熱意やチャレンジ精神を重視する企業風土やクリエイティブな発想でコンテンツ制作を行う会社とって、ぴったりなユーモア溢れる採用動画となります。
ジャパネットグループ
通販会社でお馴染みのジャパネットグループの採用動画。
多くの人なら見たことがある自社の通販番組のセルフパロディの動画で、目玉商品の紹介のようなテンションでコールセンターの求人内容をアピールしています。
親しみやすく活気のあるイメージの動画はコールセンター未経験でも不安感を軽減をするようなユーモアがある採用動画となります。
座談会型の面白い採用動画3選
座談会型の採用動画は、社員がリラックスしてトークするスタイル。
企業のリアルな姿や職場の雰囲気を楽しく伝える採用動画です。
自然体の社員の姿や本音が伝わりやすく、企業への親近感や信頼感を与える効果が大きいのが特徴。
求職者には、企業の誠実さや働きやすさを感じてもらいやすく、共感を持ちやすいという印象を与えることができます。
職場の雰囲気を重視する求職者に響きやすく、応募意欲を高めることが可能です。
ここからは、面白い座談会型の採用動画を紹介します。
Zenken株式会社
「営業職採用じゃないのに今では営業職にハマってしまった社員」という異色のテーマのZenken株式会社の採用動画。
バラエティ番組のようなポップな画作りで、視聴者はまるでテレビを見ているような感覚になり、最後まで見やすことができます。
敢えて自分と希望していない職種の人を座談会に呼ぶことで、キャリアチェンジして営業を希望する人材や変化を恐れない人でも参加しやすい雰囲気がある会社の印象を与えます。
ポップな雰囲気の座談会をセッティングすることで、柔軟で多様なキャリアの可能性がある会社のような印象を与える一本となります。
株式会社オープンハウス
厳しい不動産の印象があるオープンハウスをまるでバラエティ番組風に作ることで、ポップな印象になる採用動画。
MCが場を回しテンポ良くサクサク進んでおり、踏み込んだ質問でネガティブな意見もぶっちゃけつつ、笑いにつなげています。
またYouTubeでよく使われる“間を消す”ジェットカットやフルテロップにすることで、まるでYouTubeチャンネルを見てるような印象を与えます。
ユーモアをプラスすることで、見やすい採用動画になっている面白い一本です。
株式会社バンダイ
まるでYouTubeチャンネルのような株式会社バンダイの採用動画。
座談会方式にすることで、同期のリアルな関係性、中堅社員のキャリアや働く環境、今後の夢など様々なことが語られています。
おもちゃの会社ということで、おもちゃをいくつかスタジオに置いてあり可愛い画づくりをしているのがポイント。
この動画一本で社員の成長や自己実現をサポートする企業風土、商品に対する愛や誇りなどが魅力的な採用動画となっています。
子どもを楽しませたい会社だからこそ、採用動画も面白く作られた求人動画です。
ドキュメンタリー型の面白い採用動画3選
ドキュメンタリー型は、社員の日常や職場のリアルな様子を伝える採用動画です。
企業の本質を自然に表現でき、社員のキャリアや成長エピソードを通じて共感を呼び、誠実でオープンな企業という印象を与えることができます。
ドキュメンタリー型の採用動画は、リアルな職場の姿が応募のハードルを下げ、求職者の関心を高めます。
また、企業の価値観が伝わるため、ミスマッチを防ぐ効果も。
ここからはドキュメンタリー型の採用動画を紹介します。
LINEヤフー株式会社
社員に余裕があり社員同士も仲が良い様子で、他の一日密着動画ではあまり見ないくらいのゆるさがあるLINEヤフー株式会社の採用動画。
大手IT企業となると少しお堅いイメージを払拭しており、柔軟な働き方を求める人、カジュアルで仲の良い職場環境を重視する求職者に伝わります。
今までの採用動画と違い、自由な働き方を尊重する企業風土に合わせた面白い動画です。
株式会社シンワ・アクティブ
入社3ヶ月という、普通ならキャスティングされない人に密着した株式会社シンワ・アクティブの面白い採用動画です。
社員の気さくで真面目な人柄の魅力やインタビュアーとの軽快な掛け合いから、親しみやすい職場環境の印象をプラスします。
テロップや効果音を入れることでYouTubeに近いようなユーモアある求人動画です。
株式会社No.1
まるでドキュメンタリー番組を見ているような株式会社No.1の採用動画。
動画全体を通して、「目標のアポイントをとれるか」というフックがあり感情移入できる動画となります。
時折ハッとさせられるセリフがあったり、部下として、先輩としての成長物語になっているドキュメンタリーを一本見ているような求人動画です。
ドキュメンタリー風の面白い動画を作ることで、厳しさの中に温かさがある職場、営業職の醍醐味である成果を感じられるような動画になります。
コンセプト型の面白い採用動画3選
コンセプト型の採用動画は、企業の価値観やビジョンを独自のテーマで表現することが可能です。
印象に残るデザインや短く強いメッセージを通じ、革新的で挑戦的な企業イメージを伝えられます。
求職者には企業の目指す方向が明確に伝わり、共感しやすく、記憶にも残りやすいという印象を与えることが可能。
ブランディングの向上、企業のビジョンに共感する人材の応募意欲向上、そしてSNSでの拡散による認知度アップの効果が期待できます。
ここからはコンセプト型の面白い採用動画を紹介します。
鳳工業株式会社
まるでテレビCMのような鳳工業株式会社の採用動画。
知名度の低さを逆手にとった自虐ネタをしつつ、実績と会社説明会の質の高さはしっかりアピールしています。
知らないからこそ、地元に根ざした企業の安定性や成長性に興味を持つ若手求職者にはささるような求人動画です。
固いイメージのある業界にもかかわらず柔軟性を持った会社が面白い採用動画を作ることで、求職者がエントリーできやすいような動画となっています。
株式会社八百鮮
八百屋のイメージを変える派手な演出が特徴の株式会社八百鮮の採用動画。
強烈な個性のメンバー紹介や経営面での攻めの姿勢を映し出すことで、型破りでユニークな尖った人材や新しいビジネスモデルや型破りな働き方に興味がある人を募集している動画です。
面白い動画を作ることで他社との動画に埋もれることなく、チャレンジングで活気ある企業という印象を与える求人動画です。
株式会社イメージランド
「食べる前に写真を撮る」光景が次第に大ごとになっていく様子がコントのような、株式会社イメージランドの採用動画。
プロフェッショナルな技術と撮影ノウハウを持った企業が本気でやることで、撮影現場の殺気立った感じや一体感、納得のいく成果物ができた時の喜びが伝わるような一本です。
映像制作や写真撮影の技術を学びたいクリエイティブ志向の人に対して、ユーモアと熱意が共存した、楽しく真剣に取り組める環境が伝わります。
プロが本気でやるというコンセプトが伝わるような採用動画です。
アニメ・イラスト型の面白い採用動画3選
アニメ・イラスト型の採用動画は、アニメーションやイラストで企業の魅力を視覚的にわかりやすく伝えることが可能です。
求職者に対しては、楽しくポジティブな企業イメージを与え、記憶に残りやすくします。効果として、視覚的な楽しさで求職者の関心を引き、応募ハードルを下げる効果も。
企業のユニークさと親しみやすさをアピールし、応募意欲を高めるのに効果的です。
ここからはアニメ・イラスト型の面白い採用動画を紹介します。
株式会社キージェント
キャラクター同士の漫才のような軽快な掛け合いが面白い株式会社キージェントの採用動画。
同窓会/居酒屋の席の話という体で「年収・待遇・社員になることでプライベートでも享受できるメリット」について紹介。
堅苦しくない雰囲気を好む若い求職者や就活生、給与や待遇を重視する現実的な求職者に対して刺さるような構成になっています。
一般的に下世話とされがちな話題でもデフォルメの効いたアニメーションで生々しさを感じないユニークな求人動画となります。
日清食品株式会社
CMでお馴染みの看板商品のキャラクターが、絶妙に不気味な等身でヌルヌル踊る日清食品株式会社の採用動画。
懐かしいお笑い芸人のネタのリズムで世代に刺さる&耳に残り、ついふっと笑っちゃいます。
テレビCMと同じキャラクターを使うことで、「あ、見たことがある！」とついつい見ちゃうのもポイント。
型にはまらない革新的な社風・ブランドとしての歴史はありつつ、尖った感性で多世代に渡って支持されるような求人動画です。
株式会社トクミツ建築企画
聞き馴染みのある童謡の替え歌をロックバージョンで高らかに歌い上げる、株式会社トクミツ建築企画の採用動画。
知名度が上がらないという自虐ネタだが、事業内容もしっかりアピールすることで建築の仕事について興味があるが敷居が高いと感じている層にささる動画です。
建築…という堅い業界だからこそ、アニメーションを入れることでユニークでフレンドリーなイメージを与えられます。
社員をキャラクターの元にしている点から、会社の社員に対する愛着を感じられる面白い動画です。
インタラクティブ型の面白い採用動画3選
インタラクティブ型の採用動画は、視聴者が選択肢を選んで進行する形式で、企業の雰囲気や仕事内容を疑似体験できます。
選択型の体験が楽しさと新鮮さを生み、企業に対するポジティブな印象や親近感を与えることが可能。
効果としては、疑似体験により応募意欲が向上し、企業に合う人材のミスマッチ防止にもつながります。
ここからはインタラクティブ型の面白い採用動画を紹介します。
株式会社エムフロ
新米エンジニアの仕事中のトラブルをストーリー分岐で攻略するという構成の、株式会社エムフロのインタラクティブ動画。
新米エンジニアのコミカルなキャラクター・ゲーム風の演出が、ITに興味のある新卒社員や若手エンジニアにささるような採用動画となります。
温かみのあるチームの雰囲気で安心して働けるようなイメージをもてる求人動画です。
タッチスポット株式会社
「〇〇を切れ！」というミッションに一番適した刃物を選ぶという、クイズ形式のタッチスポット株式会社のインタラクティブ動画。
驚き楽しみながら業界の奥深さや技術的な面白さを感じさせる動画は、技術職や製造業に関心がある興味がある若い求職者に刺さるような動画となります。
スイカなど見慣れたものから「えっ、こんなものまで！？」というようなものまで、面白さを最後まで感じられる求人動画です。
株式会社フォーイット
ドラマ形式で感情移入できる、株式会社フォーイットの採用動画。
新入社員が周囲の協力を得て苦難を乗り越えていき、困った時誰に相談するかで分岐するストーリーを楽しめるインタラクティブ動画となります。
チームワークを大切にする企業文化、入社後のキャリアパスを考える上で成長できる環境が整っているとアピールできるような面白い動画となります。
面白い採用動画を制作するメリットや効果
面白い採用動画のメリットや効果について紹介します。
主に挙げられるメリットは以下4つです。
・企業の認知度アップに繋がりやすい
・企業のイメージ向上に繋がる
・企業の雰囲気が伝わりやすい
・求職者に好印象を与え問い合わせ数の向上が見込める
それぞれ詳しく解説していきますので参考にしてください。
企業の認知度アップに繋がりやすい
採用動画が面白いと思ってもらえれば、印象にも残りやすく、SNSなどでの拡散も期待できます。
結果として、企業の認知度アップへつながるでしょう。
面白さに加え、自社の魅力や伝えたいことをわかりやすくまとめることで、求職者が興味や関心を抱きやすくなります。
企業の公式HPへの流入が向上したり、応募するきっかけになったりとさまざまなメリットが得られるでしょう。
企業のイメージ向上に繋がる
好印象な企業イメージを求職者に与えられるのも面白い採用動画のメリットです。
テキストや画像だけではどうしても雰囲気や細かい情報を伝えられない場合、そもそも求職者が抱いている印象は他の企業とさほど変わらないでしょう。
しかし、採用動画に面白さを加えることで、企業が取り組んでいることや社風をより適切に伝えることが可能です。
テキストだけでは伝わらない企業の魅力を求職者にしっかり伝えることができ、イメージ向上につながります。
企業の雰囲気が伝わりやすい
面白い採用動画は、企業の文化や雰囲気などを伝えやすく、求職者に親しみやすさや会社のリアルを伝えやすいメリットがあります。
そのため、求職者は自分に合っているかどうかがイメージしやすいです。
応募数アップにもつながりますし、採用後のミスマッチも起こりにくいので、双方にとってメリットが大きいといえるでしょう。
求職者に好印象を与え問い合わせ数の向上が見込める
先述した通り、求職者に面白いと思ってもらえれば、認知度アップにつながるとともに、問い合わせ数の向上にもつながります。
「面白い」は人によってさまざま。
単純にお笑い的な面白さだけではなく、採用動画によって企業の魅力が伝わり働くイメージをし、ワクワクすることも面白さの一つです。
そのため、求職者に面白いと思ってもらうことは、単に認知度アップだけにとどまらず、応募数にも大きな影響を与えます。
面白い採用動画を制作する際のコツ
面白い採用動画を制作するにあたって押さえておきたいポイントを紹介します。
制作時のコツは主に以下の5つです。
・ターゲットを明確にして求職者に合わせた内容にする
・活用シーンに合わせた構成・内容にする
・動画の内容に合わせた適切なテンポ感にする
・テロップを活用する
・最新のトレンドを押さえる
ターゲットを明確にして求職者に合わせた内容にする
まずは具体的なターゲットを決めましょう。
主観やターゲットを決めずに、面白い採用動画を作っても、狙い通りに感じてもらえるケースは少ないでしょう。
また、万人に受ける動画を作っても、ありふれた動画になってしまい、印象を強く与えることは難しいです。
企業にとってどのような人材が欲しいのか？想定したターゲットに共通してしていることは何か？どのように感じて欲しいのか？など具体的に絞り込みましょう。
採用動画の方向性が見えてくるはずです。
活用シーンに合わせた構成・内容にする
面白い採用動画をどこで活用したいのかに合わせて、構成や内容、長さを検討しましょう。
例えば、SNSでもYouTubeやInstagramやTikTokなどどのプラットフォームで動画を配信するかで変わってきます。
YouTubeであれば、ある程度の動画の長さを考慮して、構成・内容を決め、より詳しく求職者に伝わりやすい動画にすることもできます。
一方、TikTokであれば、短い動画でいかにして伝えたいことをまとめインパクトを出すかがポイントです。
先述した採用動画の種類やターゲット、目的などに合わせて適切に選択しましょう。
動画の内容に合わせた適切なテンポ感にする
動画の構成・内容が決まったら、求職者目線に立って動画のテンポ感を意識しましょう。
求職者が見やすいように、情報量を確認しながら、BGMや音声のスピード感を調整します。
また、動画を1.5〜2倍速で見るユーザーも増えているため、元となる動画のスピード感には注意してください。
面白さの種類や公開するプラットフォームなどによって最適なテンポ感は変わってくるため、心地よく飽きさせずに見てもらえるよう工夫しましょう。
テロップを活用する
面白さをより際立たせるためにテロップの活用もおすすめです。
効果音やオチなどをテロップにし、ユーザーにインパクトを与えることができます。その際、フォントサイズやカラーを変えることでより伝わりやすくすることも可能です。
面白さだけではなく、メッセージが伝わりやすくなるメリットもあるため、ポイントごとで活用しましょう。
最新のトレンドを押さえる
最新のトレンドに沿って採用動画を作ることも重要です。
最近のトレンドには、インタラクティブ動画、社員の1日に密着した動画、InstagramやTikTok向けの縦型動画などが挙げられます。
これらの特性を理解しつつ、「何を目的に採用動画を制作するのか？」を決定し進めましょう。
認知度アップのためなら、SNS向けの動画が効果的ですし、企業への理解度や社員の雰囲気などを伝えたいなら密着動画や座談会動画などがおすすめ。
求職者である若者向けにヒットする内容にもするため、トレンドには注意して動画の制作を進めていきましょう。
面白い採用動画を制作する際の注意点
面白い採用動画を制作する際に注意すべきポイントを紹介します。
・ターゲット層に適していない内容は控える
・パロディ動画は特に著作権に注意する
・面白いに偏りすぎず動画で伝えたいことを最優先にする
・編集の質が高くないと動画全体の印象が落ちる
・お笑い系の動画は難易度が高いのでおすすめしない
ターゲット層に適していない内容は控える
ターゲット層に刺さらない内容はやめましょう。
例えば、パロディ動画なら古い映画や認知度が低いものはそもそも知らないので、面白さが半減します。
そのため、ターゲット層の認知度が高いことを前提に進める必要があるため注意してください。
また、共感を得られない奇抜な内容や攻めた内容もおすすめしません。
パロディ動画は特に著作権に注意する
採用動画に関わらず、動画を制作する際は著作権に注意してください。
特にパロディ型の面白い採用動画を検討している方は要注意です。
著作権法21条・27条では、以下のような規定があります。
・著作者は、その著作物を複製する権利を専有する。
・著作者は、その著作物を翻訳し、編曲し、若しくは変形し、又は脚色し、映画化し、その他翻案する権利を専有する。
映画やドラマなどとまったく同じように動画を作成することは複製権の侵害に該当します。
また、パロディ動画により、映画やドラマなどの作品を想起させてしまう場合は翻案権の侵害にあたるため注意が必要。
著作権侵害にならないよう、事前に必ず確認しておきましょう。
面白いに偏りすぎず動画で伝えたいことを最優先にする
「とにかく面白い動画にしよう」とばかり考えて、動画のコンセプトや伝えたいメッセージを意識せず制作してしまうと、中身のない内容になってしまいます。
求職者に対して、どのようなことを伝えたいのか、感じて欲しいのかが優先であるため、目的を見失わないようにしてください。
編集の質が高くないと動画全体の印象が落ちる
構成や内容など面白い採用動画が完成しても、動画自体のクオリティが低いと台無しです。
伝えたいことが伝わらなかったり、社内だけで高評価だったりするケースも考えられます。
また内容がよくても、動画の質が低いと、企業のイメージダウンにも繋がってしまう可能性もあります。
できるだけ編集はプロに任せましょう。
お笑い系の動画は難易度が高いのでおすすめしない
「面白い＝お笑い」と考え、お笑い系の採用動画を制作するのはおすすめできません。
テレビやYouTubeでも面白いお笑いコンテンツはたくさんあります。
しかし、お笑いに関してプロではない方が企画・構成を考えるのは非常に難しいです。
また笑えるポイントも人それぞれなので、面白いと思う方もいれば、つまらないと思う方も出てくるのは必然。
企業のイメージが下がる可能性を少しでも減らすため、ターゲットに好印象を与えるためにも、安易にお笑い系で進めるのはやめておきましょう。
面白い採用動画の費用相場は？
結論、面白い採用動画の費用相場はピンキリです。安いと10万円、高い場合は200万円以上するケースもあります。
制作する工数や使用する機材、撮影スタッフ、制作を依頼する会社などによって変動するためです。他にもさまざまな要因があります。
動画の形式ごとに費用相場をまとめたので参考にしてください。
| パロディ動画 | 10〜200万円 |
| 座談会動画 | 30〜80万円 |
| ドキュメンタリー動画 | 20〜100万円 |
| アニメ・イラスト動画 | 10〜200万円 |
| コンセプト動画 | 70～250万円 |
| インタラクティブ動画 | 80〜200万円 |
面白い採用動画の制作ならCAREARCへ
面白い採用動画の事例から制作時のポイント、注意点などをまとめました。
制作目的やターゲット、企業の戦略によって適切な面白い採用動画は変わってきます。
本記事で紹介した事例を参考にしつつ、目的や雰囲気がマッチした動画を見つけてください。
CAREARCでは、採用動画の制作を行っており、さまざまな企業様をサポートしています。
「自社の魅力を伝えるためには、どのような採用動画がいいのか」、
「すでに構想はできてるためどのくらいの費用がかかるのか」
などヒアリングからご提案も行っています。
飲食店や美容、旅館・ホテル業、学校など実績も豊富なため、ぜひお気軽にお問い合わせください。
