Zoom導入の補助率は?
Zoomはいくら補助され、どうやって申請する?
IT導入補助金を活用してITツールの導入を検討している企業・個人事業主は多いです。
そのなかでもZoomを導入するにあたって、具体的にいくら補助されるのか気になります。
本記事では、Zoom導入にあたってIT導入補助金を活用する方法を徹底解説。
対象の申請枠や補助率、申請手順など網羅的にまとめているため、ぜひ参考にしてください。
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Zoom導入に活用できるIT導入補助金2025の申請は通常枠!対象者についても紹介

Zoomは、IT導入補助金の通常枠で申請できます。
通常枠は補助率50〜66%で、A類型・B類型があり、補助額や必要プロセスが異なります。
また、B類型は賃上げ目標が必須となり、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加させ、事業場内最低賃金を地域の最低賃金より30円以上上回ることが求められます。
・A類型:5~150万円
・B類型:150~450万円
【必要プロセス】
① 顧客対応・販売支援
② 決済・債権債務・資金回収管理
③ 供給・在庫・物流
④ 会計・財務・経営
⑤ 総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情報システム
⑥ その他業務固有のプロセス
⑦ 汎用・自動化・分析ツール
※汎用・自動化・分析ツールは単体での申請が不可。
Zoomは「汎用・自動化・分析ツール」に該当するため、単体での申請ができません。
そのため、他のITツールとあわせて申請する必要があります。
すでに検討しているサービスがある方、まだ導入サービスを悩んでいる方は、以下を参考にしてください。

IT導入補助金2025を活用してZoom導入する際のシミュレーション

先述したとおり、Zoom単体での申請はできないため、よく一緒に申請されるものを挙げてシミュレーションしています。
具体的な申請例を2つ紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
項目 | 金額 |
---|---|
zoom プロプラン | 47,976円/2年間 |
freee会計 スタンダード | 215,520円/2年間 |
導入サポート | 500,000円 |
保守サポート | 600,000円(5万円x12か月) |
合計の申請額 | 1,363,487円 |
合計の補助額 | 681,743円 |
実費 | 681,743円 |
Zoom導入するためのIT導入補助金2025の申請手順

まずはZoomと合わせて導入するITツールを選んでください。先述したとおり、単体での申請はできません。また、補助金の申請は、IT導入支援事業者を通しての申請となるため選定しましょう。
次にgBizIDプライムを取得しておきましょう。申請に必要で、取得まで1〜2週間かかります。
事業者と協力して事業計画を策定し、必要書類をオンライン申請システムから提出します(SECURITY ACTIONの宣言・交付申請)。
審査を経て交付決定後、Zoomを導入し運用を開始します。その後、実績報告を提出し、補助金の支給を受ける流れです。

Zoom導入に伴うパソコンの購入費はIT導入補助金2025の対象となる?

結論としては、Zoom導入に伴うパソコンやタブレットの購入費は対象外です。
ハードウェアの申請は「インボイス枠」のみ。
Zoomの導入は「通常枠」なので、パソコンなどの経費は補助されないため注意しましょう。
Zoom以外に、例えばマネーフォワードやfreee会計などインボイス枠での申請ができるツールを検討している方は、申請できます。(ただしその場合はZoomはIT導入補助金の対象外)
パソコン購入の詳細については以下でもまとめています。

IT導入補助金2025を活用できるZoomの以外の関連ツール
IT導入補助金を活用してよく申請されているサービスを一部紹介します。
各ツールの申請枠もまとめています。
ITツール | 申請枠 | 詳細 |
---|---|---|
マネーフォワード | 通常枠 インボイス対応類型 | 導入方法などの詳細 |
freee | 通常枠 インボイス対応類型 | 導入方法などの詳細 |
弥生 | 通常枠 インボイス対応類型 | 導入方法などの詳細 |
salesforce | 通常枠 インボイス対応類型 | 導入方法などの詳細 |
ジョブカン | 通常枠 インボイス対応類型 | 導入方法などの詳細 |
hubspot | 通常枠 | 導入方法などの詳細 |
SmartHR | 通常枠 | 導入方法などの詳細 |
Zoomとは?特徴や機能、料金プランなど紹介
Zoomの特徴や機能、料金プランについてまとめています。
自社に最適なプランを選択し、業務効率化を図りましょう。
Zoomの特徴や機能
Zoomは、パソコンやスマートフォンなどのデバイスを使用して、Web上でセミナーや会議を開催できるツールです。
ビデオ会議、チャット、画面共有、録画・録音、バーチャル背景設定など、多彩な機能を備えています。
特に、URLを発行するだけで誰でも参加可能であり、参加者はアカウントを作成する必要がないため、手軽に利用可能です。
また、通信量が少なく、安定した接続が可能で、セキュリティ面でも暗号化通信を採用し、安心して利用できます。
Zoomの料金プラン
Zoomの料金プランは以下の4つです。
・ベーシックプラン:無料(1ユーザー)
・プロプラン:1,999円(1〜99ユーザー)
・ビジネスプラン:2,749円(1〜250ユーザー)
・ビジネスプラスプラン:要相談(1〜250ユーザー)
プランによって、利用可能な参加者数、ミーティング時間、管理機能、カスタマイズ性、追加サービスが異なります。
無料のベーシックプランは基本的な機能を提供し、プロプランでは時間制限がなくなり録画機能が追加されます。
ビジネスプランではさらに参加者数が増え、管理ツールやブランディング機能が強化され、ビジネスプラスでは電話システムや高度な翻訳機能が利用可能。用途や規模に応じて選択しましょう。
また、Zoom Workplaceをより便利にするための機能もあります。以下、一部を紹介します。
・Zoom Clips プラス:1,049円/月
・クラウドストレージ:1,500円/月
・Zoom Whiteboard:374円/月
・翻訳版字幕:750円/月
まとめ:Zoomの申請はCAREARCへ!
Zoomは通常枠での申請ができ、補助率は50〜66%、最大補助額は450万円です。
ただし、Zoom単体では補助金は活用できません。
そのため、自社に必要なITツールを検討し、対象となるものをまとめて申請するようにしてください。
支援事業者によって、対応しているITツールは異なります。
弊社では、さまざまなお客様に満足いただくため、数多くのITツール導入に対応可能です。
これまで200社以上の申請実績があり、要望に沿った提案・サポートができます。
お客様に最適な申請内容を提案し、導入・その後のサポートも徹底しておりますので、お気軽にご連絡ください。
