IT導入補助金2025でクラウドサインを導入する方法!補助額や申請時の注意点を解説

クラウドサインのIT導入補助金の活用方法

クラウドサイン導入に補助金は使える?

クラウドサインと一緒に他のツールも申請したいがどうすればいい?

クラウドサイン導入にIT導入補助金を活用したい方もいるでしょう。

どのように申請をして、いくら補助されるのか気になるところです。

本記事では、クラウドサイン導入にIT導入補助金を活用する方法を網羅的に解説します。

申請時の注意点や料金シミュレーションも紹介しているため、参考にしてください。

クラウドサイン導入に活用できるIT導入補助金2025の枠や補助額

クラウドサインのIT導入補助金の申請枠

クラウドサイン導入にあたって、対象となるIT導入補助金の申請枠や対象者を紹介します。

また、補助率や補助額、導入シミュレーションもまとめているため、参考にしてください。

クラウドサインは通常枠での申請ができる

通常枠の補助率は1/2〜2/3で補助額は、最大450万円です。

A・B類型で変わり、必要プロセスによって申請内容が決まります。

クラウドサインは、以下プロセスの「総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情システム」に該当します。

業務プロセス

① 顧客対応・販売支援
② 決済・債権債務・資金回収管理
③ 供給・在庫・物流
④ 会計・財務・経営
⑤ 総務・人事・給与・労務・教育訓練・法務・情報システム
⑥ その他業務固有のプロセス
⑦ 汎用・自動化・分析ツール
※⑦単体は不可

そのため、クラウドサイン単体での申請をする方はA類型となります。

IT導入補助金を活用したクラウドサイン導入の料金シミュレーション

クラウドサインを導入する際のシミュレーションを紹介します。

補助率は50%で、クラウドサイン以外のツールを導入する際も通常枠に該当するサービスであれば補助されます。

また、ITツール導入にあたっての導入サポートや保守サポート費用も対象です。

項目金額
クラウドサイン Lightプラン264,000円/2年間
導入サポート600,000円
保守サポート600,000円(5万円x12か月)
合計の申請額1,464,000円
合計の補助額732,000円
実費732,000円

クラウドサイン導入に活用できるIT導入補助金の対象者

IT導入補助金の対象者は、「小規模事業者・中小企業」です。

また、法人・個人事業主に関わらず、開業して1年未満の方は申請ができないため注意してください。

従業員数や資本金によって小規模事業者・中小企業は以下のように分類されます。

IT導入補助金2025を活用してクラウドサインを導入する際の手順

クラウドサインのIT導入補助金の申請手順

申請手順は以下のとおりです。

STEP
ITツールの選定、IT導入支援事業者の選定

クラウドサインは汎用プロセス(⑦汎用・自動化・分析ツール)に該当するため、通常枠での申請には他の業務プロセス(①~⑥)に該当するITツールとの組み合わせが必要です。

例えば、会計ソフトや顧客管理システムなどのツールを選定します。

また、クラウドサインを取り扱うIT導入支援事業者を選定し、併せて導入する他のITツールについても相談しましょう。

STEP
申請準備

IT導入支援事業者と協力し、事業計画書や必要書類を作成します。

gBizIDプライムの取得や、セキュリティアクションの宣言など、申請に必要な準備を行いましょう。

STEP
交付申請

IT導入支援事業者を通じて、IT導入補助金の交付申請を行います。申請内容が審査され、採択結果が通知されます。

STEP
契約、導入

交付決定後、IT導入支援事業者と契約を締結し、クラウドサインおよび他のITツールの導入を進めます。

STEP
事業実績報告

導入完了後、事業実績報告を行います。報告内容が確認され、問題がなければ補助金が交付されます。

IT導入補助金2025を活用できるクラウドサイン以外の電子契約サービス

クラウドサイン以外の電子契約サービス

クラウドサイン以外にも電子契約サービスはあります。

一部、以下にまとめているため、参考にしてください。

スクロールできます
電子契約サービス月額料金特徴
マネーフォワード クラウド契約・個人向け:900円〜
・法人向け:2,980円〜
契約のワークフロー申請から契約締結、保管・管理をクラウド上で行える電子契約サービス
freeeサイン5,980〜29,800円契約書の作成、AIレビュー、締結、保管を一元管理できる電子契約サービス
Adobe Acrobat Sign・個人:1,518〜1,980円
・法人:1,848〜2,380円
電子署名とPDF編集を統合した安全な電子契約ツール
DocuSign1,208〜4,850円契約プロセスをデジタル化し、ペーパーレスを実現する高度なクラウドソリューションサービス
GMOサイン8,800円立会人型と当事者型の両方の電子署名に対応し、契約業務を効率化する電子契約サービス

IT導入補助金でマネーフォワードを導入する方法

IT導入補助金でfreeeを導入する方法

IT導入補助金でAdobeを導入する方法

そもそもクラウドサインとは?

クラウドサインとは何か?特徴や導入するメリット、料金プランをまとめています。

クラウドサインの特徴やメリット

クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約サービスです。

契約書の作成、締結、保管をすべてオンラインで完結できます。

印紙税や郵送費、紙代などのコストを削減し、契約締結までの時間を短縮することで業務効率の向上が可能です。

また、暗号化通信や電子署名により高いセキュリティを実現し、契約書の安全性を確保。さらに、弁護士ドットコム名義の電子署名を付与することで、契約書の信頼性や法的証拠力も高めています。

クラウドサインは多くの企業で採用され、契約業務の効率化とコスト削減に貢献しています。

クラウドサインの料金プラン

クラウドサインには以下4つのプランがあります。

・Lightプラン:11,000円/月
・Corporateプラン:30,800円/月
・Businessプラン:要問い合わせ
・Enterpriseプラン:要問い合わせ

機能や利用規模に応じて異なります。

Lightプランは基本的な契約締結機能を提供し、コストを抑えたい企業向け。

CorporateプランではAPI連携や紙文書の電子化機能が追加され、業務効率化をサポートします。

BusinessプランはIP制限やSSO機能によりセキュリティを強化。

Enterpriseプランは複数部署管理や高度な管理機能を備え、大規模組織向けに設計されています。

用途や規模に応じて最適なプランを選択しましょう。

まとめ

クラウドサイン導入にあたってのIT導入補助金の活用方法をまとめました。

申請は、通常枠で行えますが、クラウドサイン単体での申請は不可です。

そのため、別のITツール導入も検討しましょう。

また、通常枠での補助率は50〜66%で、例えばクラウドサインのLightプランであれば、最大2年間の補助を受けられるため、132,000円お得になります。

すでに、クラウドサインとあわせて導入するツールが決まっている方、まだどのツールにするか悩んでいる方などもぜひお気軽に弊社までお問い合わせください。

対応しているITツールも多く、申請実績は200社を超え、さまざまな業種・業態の方をサポートしています。

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