【制作事例15選】サービス紹介動画とは?構成や作り方のコツ、作成の費用相場は?

サービス紹介動画のおすすめ事例

「サービス紹介動画の事例は?」

「サービス紹介動画の作り方を知りたい!」

サービス紹介動画は、自社サービスや無形商材の魅了を視覚的に伝える非常に強力なツールです。
実際、動画は文字や音声に比べて視聴者の理解を深め、訴求力を高めることが実証されています。

ただし、無形の価値を可視化するためには自社サービスに対する解像度を上げて取り組む必要があり、その難易度は高いと言えそうです。

では、どのようなサービス紹介動画を作れば顧客獲得に繋がるのでしょうか?

この記事では、厳選したサービス紹介動画の15事例をBtoB/BtoC別に紹介し、目的・構成・期待できる効果について具体的に解説します。

これから動画制作を考えている広報担当者の方も、すぐにでも取り入れられるアイデアが見つかるはずです!

この記事でわかること

  1. BtoB向け、BtoC向けの動画事例
  2. 目的に応じた動画構成の実例と期待できる効果
  3. 動画制作の注意点や費用感、依頼先選びのポイント


商品紹介動画については別の記事でも詳しく紹介していますので、気になる方は併せてご覧ください

目次

サービス紹介動画の種類!企業or個人向け別のポイントとは?

サービス紹介動画の種類

サービス紹介動画には、大きくBtoB向けとBtoC向けの2種類があります。
ここではそれぞれの特徴を簡単に紹介します。

BtoB向け(企業向け)

BtoB向けのサービス紹介動画では、企業が抱える課題やニーズを解決する方法としてサービスを訴求します。
ターゲットは主に企業の意思決定者や実務担当者であることが多く、動画では特に課題を可視化し、数字やデータ、図、イラストを使ってサービス導入後のメリットを具体的に示すことがポイントです。
競合と比較してどのように優れているのか、導入後にどれだけの効果が期待できるのかを明確に伝えることで説得力を高めることができるでしょう。

BtoC向け(個人向け)

BtoC向けのサービス紹介動画では、消費者の悩みや問題を解決する方法としてサービスを提案します。
消費者がすぐにサービスを試したくなるように、視聴者の悩みに寄り添ったストーリーや視覚的な表現を用いることが効果的です。
特にアプリやオンラインサービスの紹介では、実際に利用した感覚を伝え、メリットを強調することで利用を促進できます。

BtoB向け(企業向け)BtoC向け(消費者向け)
ターゲット・企業の意思決定者
・実務担当者
・消費者(個人)
訴求ポイント・業務効率化
・競合優位性
・サービス導入後のメリット
・悩みの解決策
・サービスの使用感
製作時のポイント・数字やデータ、図やイラストを用いて具体的なメリットを示す・視聴者の悩みに寄り添う
・ストーリーや視覚表現を活用して利用感を伝える

次からは実際のサービス紹介動画の事例をチェックしていきます。
どのような工夫がされているのか、具体的な解説とともにご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!

【BtoB】企業向けのサービス紹介動画の制作事例

toB向けのサービス紹介動画

企業向けのサービス紹介動画では、サービスを正確かつ魅力的に伝えるために、企業が抱える課題を可視化し、様々な表現でのメリットの訴求が不可欠です。
そのため、担当者に対してサービスがどのように役立つのか、具体的にイメージしてもらうための工夫が求められます。

これから紹介する事例では、どのような要素が関心を引くのか、どのようにして効果的にサービスの価値を伝えるのかを詳しく見ていきます。貴社の動画制作においても活かせるアイデアが見つかるかもしれません。

サイボウズ|クラウドサービス

ノーコードツール「キントーン」の紹介動画

構成

  1. 問題提起:DX化したくても自分たちの業務にあったツールがない
  2. 提案:ノーコードツールの特色の紹介
  3. メリット:業務効率化・あらゆる業種や人に対応可能

青と黄色の配色が、信頼性(青)と楽しさ(黄色)を両立したブランドイメージを確立しています。
なめらかでポップなアニメーションと、デフォルメされたキャラクターの個性あるデザインが特徴。
あらゆる人に対応可能なツールであることを印象づけ、多様性と柔軟性を訴求しています。

初心者や非技術者のターゲットにも親しみやすさや楽しさを感じさせる動画となっており、ふわっとDX化したいという管理者に対しても効果的なサービス紹介動画となります。

マネーフォワード|経費精算システム

法人向けの経費精算システム「マネーフォワード」のサービス紹介動画。

構成

  1. 特徴:オートメーション・ペーパーレス・キャッシュレス(実写+インフォグラフ)
  2. キャッチコピー:効率的で正しい経費精算を実現

短い尺で要点を押さえ、冗長な部分がない構成です。
インフォグラフを使って情報を整理することで視聴者が素早く要点を把握でき、理解促進につながるのがポイント。

操作画面の映像は直感的で使いやすい印象を、実写部分ではどんな場面で活用できるのか、システム利用の具体的なイメージを与えており、導入意欲を向上させる動画となります。

経費処理で悩んでいる忙しい上司や管理者に対して、シンプルで効果的なサービス紹介です。

ヤマト運輸|法人間輸送サービス

宅配便でお馴染みのヤマト運輸の、法人向けサービス「JITBOX チャーター便」の紹介動画。

構成

  1. 提案:具体的な荷物量の提示(実写)
  2. 特徴:伝票1枚・全国対応・時間指定可能(アニメーション)
  3. キャッチコピー:法人間輸送の選択肢を広げる(実写)

実写を使って具体的な荷物量を提示することでサービスの使い勝手を視覚的に伝え、実用性をアピールしています。
実写→アニメーション→実写という構成を取り入れたことで視覚的なメリハリが生まれ、サービスの強みが効果的に印象づけられています。

  • 実写:どれだけの荷物がまとめて送れるかを可視化し、配達員の動きを見せることで、サービスへの信頼感と安心感を提供
  • アニメーション:シンプルな伝票の使いやすさや全国対応の広がりを視覚的に表現し、利便性を強調

この構成は、輸送に関する課題を抱える業者に対し、悩みを解決できる方法を一目で伝える、非常にわかりやすい事例です。

JTB|宿泊施設向け多言語コミュニケーションツール

旅行会社でお馴染みのJTBの多言語コミュニケーションツール「kotozna」。
外国人観光客が増えた宿泊施設に向けたtoB向けのサービスです。

構成

  1. 問題提起:人材不足・多言語対応など
  2. 利用イメージ:QRコード読み取り・チャット利用
  3. 訴求ポイント:問い合わせ対応削減・チャット機能など
  4. 導入実績・他サービスとの連携

実写とイラストアニメーションを使い分けることによって、その場面で伝わりやすい表現方法を選んでいます。

可視化がしづらい課題をイラストを用いて提示し、具体的な利用シーンは実写にすることで多岐にわたる活用場面や利用者・施設側双方のメリットを想起させます。

LINE WORKS|勤怠管理ツール

コミュニケーションツールお馴染みの「LINE」の法人向け「LINE WORKS」と勤怠管理ツールの連携を紹介する動画。

構成

  1. 状況説明:LINE WORKSを導入(提案)
  2. 利用イメージ:打刻する様々な部署の社員の様子
  3. メリット:打刻漏れなし・残業なし(正確性と効率性の訴求)
  4. 情報システムとLINE WORKSの連携を促すナレーション

実写ドラマのような見せ方にポイントテキストを重ねるなどのポップな演出で、勤怠管理という硬いイメージのあるツールを親しみやすく見せる工夫がされています。
キャラクター性とストーリー性があることで親近感が湧き、自分の職場での実際の活用イメージが膨らみます

実際のチャット画面を見せることで活用シーンの想起や手軽さの訴求につながるなど、ターゲットである管理者への伝わりやすさに特化したサービス紹介動画です。

Cisco|認証システムツール

「Cisco」のサービス紹介動画。
セキュリティを意識する会社のあるあるを以下のような構成で紹介しています。

構成

  • 問題提起:認証の手間で業務効率が低下
  • 解決策:認証の回数を減らす
  • 実際のログイン操作の速さを従来品と比較

従来の製品とのアクセス完了までの早さの比較することで、実際のスピード差が明確に伝わり、業務効率向上への期待感を持たせます

操作画面をメインにしつつ、枠をつけるなどして見辛くならない画面構成にしているのもポイント。
ロゴと同じグリーンが基調のすっきりしたデザインも、ブランドの一貫性と信頼感を高めています。

IKEA|空間リニューアルプロジェクト

家具でお馴染みのIKEAの法人向けの空間リニューアルサービスを紹介する動画。

構成

  • 課題:依頼者が抱えていた課題についてインタビュー
  • 解決策:リニューアルの意図を発信
  • メリット:依頼者の感想
  • 利用イメージ:利用者(学生)に完成後の利用状況をインタビュー

依頼者や利用者、担当社員へのインタビュー形式が信頼性を強調し、信頼感と透明性を演出
利用者のリアルな声を通して、サービスが提供する価値への共感が生まれます。
ビフォーアフター映像で具体的な成果を示して変化を視覚的に伝え、説得力を高めているのもポイント

また、使用した商品のワンポイントテロップで、視聴者が具体的な商品やサービスの導入を検討しやすくなります。

担当者がリニューアルの際の意図を説明することで説得力が生まれ、単なるデザイン変更以上の価値を伝えるようなサービス紹介動画となりました。

東急不動産|会員制シェアオフィス

東急不動産の会員制シェアオフィス「Business-Airport」のサービス紹介動画。

構成

  • 訴求ポイント:上質空間・柔軟性・会員同士のコミュニティ・ホスピタリティ・その他ビジネスサポート
  • ロケーション・アクセス:都内数箇所
  • キャッチコピー:「オフィスが広がる、未来が広がる」

シネマティックな映像と落ち着いた色合いが高級感を演出し、上質で洗練された空間という印象を与えることで利用意欲を高める動画となります。

会議や集中作業、休憩など、利用シーンをリアルに伝え、視聴者自身の施設利用のイメージを想起。
複数の利用者が登場し、シェアオフィス内での交流やビジネスチャンスの拡大を示唆します。

テキストの出し方や映像美により、動画全体の印象を一体化しサービスやブランドの魅力を高めるようなサービス紹介動画となっています。

他の事例を知りたい!具体的な提案をしてほしい!そんな時は…

他の事例も気になる、自社で動画制作をするのはハードルが高いと言う方は、一度弊社「CAREARC」にお問い合わせください

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【BtoC】消費者向けのサービス紹介動画の制作事例

toC向けのサービス紹介動画

ここからは、BtoC(消費者向けサービス)の紹介動画の事例をご紹介します。

消費者向けのサービス、特に幼児教育やアプリなどは、実際に使ってみないとその良さが伝わりにくいものが多いため、動画でサービスの魅力をどれだけ伝えられるかがカギとなります。

これから紹介する事例では、動画の工夫ポイントや消費者にどのように伝わるのか、事例とともに詳しく見ていきます。
貴社の動画制作においても活かせるアイデアが見つかるかもしれません。

ヤマハ音楽振興会|子ども向け音楽スクール

ヤマハの「子ども向け音楽スクール」のサービス紹介動画。

構成

  • 概要説明
  • レッスン紹介:ぷらいまりー1のレッスンの様子+メソッド紹介
  • レッスン紹介:ぷらいまりー3のレッスンの様子+メソッド紹介
  • レッスン紹介:グループ・個人レッスンについて
  • サポートツールの紹介
  • 訴求ポイント:音楽以外に育める能力

実際のレッスンシーンからリアルな子供たちの反応を見せることで、楽しく学べる教室だと感じさせます。
ロゴのブルーをベースカラーにしたパステル調の配色で親しみやすく、必要な部分には写真や図、テキストを補足しながら複雑な情報もわかりやすく伝えています。

学び始めたばかりの子どもと、3年間続けた子どもを比較することで、子どもたちの成長を視覚的に感じ取れる構成にしています。
初心者と経験者を比較することで、学習の過程や成長をリアルに感じさせ、自分の子どもが受講後にどのように成長するのかを想像できるようにしています。

Ubie株式会社|症状検索アプリ

自分の症状について調べられる症状検索アプリ「Ubie」。

構成

  • 簡潔なアプリのコンセプト紹介
  • サービスの特徴:使用方法や機能などの基本情報
  • 利用イメージ:受診時の活用法+セキュリティ対策
  • CTA:DLを促す文言

ブランドカラーに合わせたトンマナで、明るく親しみやすいデザインで使いやすさや親近感を感じさせ、誰でも簡単に利用できそうな印象を与えます。

具体的な画面表示がアプリの機能や使用感をリアルに伝え手軽さを訴求
重要な情報が強調されることで、視聴者がアプリの利便性や価値を理解しやすくなりDLにつながります。

Notta|自動文字起こしツール

自動文字起こしツール「Notta」のサービス紹介動画。

構成

  • ツールの簡潔な概要
  • 使用シーン:可能な文字起こしの種類と適した使用場面
  • 特徴:編集・便利機能・その他機能
  • スマホ版やApple Watch版の紹介
  • CTA:詳細な利用手順動画への導線

水色をベースとしたカラーで、フルテロップ+ポイントまとめテロップを入れることで、視認性が高く情報が整理されています。
メインの操作画面とテロップ部分が干渉し合わず、それぞれが見やすい画面構成になっているのもポイント。必要な情報がすぐに理解でき、安心感につながります。

親しみやすいかわいいキャラクターもいて、初心者でも気軽に使えそうという印象を与えるサービス紹介動画の事例です。

サントリー|腸活サポートアプリ

サントリーが展開する腸活サポートアプリ「腸note」のサービス紹介動画。

構成

  • キャッチコピー+コンセプト
  • 問題提起:腸に関するお悩みを提示
  • 特徴紹介:アプリの機能<4つのステップ>の紹介
  • 継続呼びかけの文言

アプリのロゴやUIデザインに合わせた一貫しており、洗練されたアプリである印象を与えます。
親しみやすいテイストのイラストで具体的な活用シーンが描かれ、また、実際のアプリの画面を用いて機能紹介もされるので使用時のイメージがしやすいのも特徴の一つです。

継続を意識した内容やステップ紹介が、「手軽に始められて、無理なく続けられる」という安心感を与えるサービス紹介動画となります。

株式会社Z会|プログラミングみらい講座

通信教育でお馴染みのZ会の「プログラミングみらい講座」のサービス紹介動画です。

構成

  • コンセプト:「みらい創造力」について紹介
  • 訴求ポイント:養成できる能力を「創造力」「論理的思考力」「試行錯誤力・発想力・表現力」に分けてそれぞれを育む独自メソッドを紹介
  • 利用イメージ:親子で教材に取り組む映像

図やイラストを用いることによりプログラムの全体像を短時間で理解でき、「創造力」「論理的思考力」「試行錯誤力・発想力・表現力」などの能力が体系的に育めるとわかる保護者への訴求になっています。

実際の学習の様子や教材(テキスト内容やロボット)の例が豊富なため、具体的な利用のイメージがつきやすいこともポイントです。
これにより、子どもの能力を伸ばすだけでなく、学習を通して親子の絆を深める機会となる期待を持たせています

HIS|にっぽん丸の客船動画

HISから公開されている、30周年でリニューアルした客船「にっぽん丸」の紹介動画。

構成

  • 船のスペック
  • 様々な寄港地の紹介(写真メイン)
  • おもてなしについてのトップインタビュー
  • 「食」「楽」「居」「爽」「癒」「船」のテーマごとに施設紹介+クルーインタビュー

船が航行している様子を上空から撮影したドローン映像はダイナミック。
壮大な映像が船のスケール感や美しさを際立たせ船旅への期待感を高めます。
スペック紹介では実写とインフォグラフィックが融合し、船の動きや奥行きを引き立てるスケール感のある映像になっています。

クルーへのインタビューからはおもてなしに対する情熱や誠実な姿勢を窺い知ることができ、行き届いたサービスへの期待感を高めます。
船内施設の映像や利用者のイメージ映像からは、実際に船内施設を利用するイメージが膨らみます。

視聴者に自分も体験してみたいと思わせるようなサービス紹介動画となっています。

JR東日本|新幹線の往復動画

JR東日本の新幹線を利用したユニークなサービスの紹介動画です。

構成

  • コンセプト紹介:「新幹線で思いもよらない旅ができる」「4つの駅の「どこかに」行ける」
  • 利用イメージ:申し込みの流れ
  • 利用イメージ:出発までの流れ
  • 旅をもっと楽しく(補足情報)

ブランドカラーである緑が映像全体に統一感を与え、JR東日本らしさを感じさせる動画になっています。

重要ポイントが一目で理解でき、申し込みや利用への行動を促進。
強調したい情報は大きく太字にするなどテキストが読みやすく、年長者でもわかりやすいデザインとなっています。

また、使い方動画は別に用意されており、視聴者の認知段階に合わせて必要な情報が分けられているのもポイントです。

他の事例を知りたい!具体的な提案をしてほしい!そんな時は…

他の事例も気になる、自社で動画制作をするのはハードルが高いと言う方は、一度弊社「CAREARC」にお問い合わせください

撮影・編集のみといったスポットでのご依頼はもちろん、企画〜運用までの完全制作までご希望に合わせて請け負っております。ぜひ一度お問い合わせフォームからご連絡ください。

サービス紹介動画を制作するメリットとは?

サービス紹介動画のメリット

今ではWebCMをはじめとした多くのサービス紹介動画が作られています。

動画を作ることでどのような効果があるのか、メリットを紹介していきます。

1. 多くの情報を伝えることができて記憶に残る

「1分間の動画で伝わる情報量は、文字に換算すると180万語に相当する」と言われているように、動画は1分間で相手の理解を大きく進めることができるというメリットがあります。

特にサービス紹介動画の場合、複雑な内容や抽象的な話であってもアニメーションやインフォグラフィックスを活用して説明することで視聴者の理解を促し、印象を強く残すことができます。

動画をしっかり作り込むことで、効率的に多くの情報を伝えることができるという点は大きな利点です。

2. サービスや無形商材を可視化し購買意欲向上につなげる

サービスや無形商材の最大のデメリットは、目に見えないためにサービスの良さが相手に伝わりにくい点です。
どんなに優れたサービスでも、良さが伝わらなければ、購買や導入に至ることはありません

ですが、サービス紹介動画を作成することで、利用者にそのサービスがどのように役立つか、どんな効果が得られるかを視覚的に伝えることができ理解を深めることができます
これにより、サービスに対する信頼感や安心感を高めることができ、最終的に購買意欲向上に繋げることが可能です。

実物がある商品紹介動画とは異なり、目に見えないサービスだからこそ、動画を使うことで効果的なPRができるのです。

3. 利用イメージがつきやすく心理的なハードルを下げる

「サービス名は知っているけれど、実際に業務/生活にマッチするのかがイメージできないから購入に踏み切れない」という商品は意外と多いものです。

そこで、動画内で「悩み」→「機能」→「解決」の流れを示すことで、視聴者に自分の問題を解決するイメージを具体的に抱かせることができます。
ドラマ風の演出やキャラクターなどを用いたストーリー風の見せ方も非常に効果的です。

これにより、視聴者は「これが欲しかった!」と感じやすく、心理的なハードルが下がり、購買につながる可能性が高まります

4. 営業活動の効率化ができる

営業活動における最大の悩みは、「紹介する人によって反応に大きな差が出る」という点で、特にサービス紹介の場合、そのサービスに関する知識量使用経験の有無で、伝わり方が大きく変わってしまいます。

ですが、サービス紹介動画を1本作成することで最低限の質を担保できるという大きなメリットが得られます。
動画が提供する視覚的・聴覚的な情報によって、サービスの理解度を均一化することができるからです。

さらに、この動画をWeb広告として活用すれば、動画が営業活動を代わりに行ってくれるため、サービスを広めるための強力なツールとなります。
動画の力を活用することで、営業活動の効率化と効果的な拡販が可能になると言えるでしょう。

サービス紹介動画の利用シーン。用途別の役割とは?

サービス紹介動画の利用シーン

サービス紹介動画を作る時に考えていただきたいのが、どこでその動画を使うのか?というところ。
せっかくいい動画を作っても、公開場所と動画の形があっていないと、効果を最大化できない可能性があります。

そんな事態を防ぐためにも、ここではサービス紹介動画を制作する段階から考えておきたい、利用シーンごとの特徴を紹介します。

自社のHP・オウンドメディア

自社のホームページに訪れるユーザーは、そのサービスについて詳しく知りたいという意図を持ってやってきています
たとえば、検索からホームページにたどり着いた場合や、Web広告やCMを見て、さらにサービスについて知りたいと流入してきた場合です。

これらのユーザーは、少しでも興味を持っている状態と言えます。このため、ユーザーが抱える悩みと、それを解決できるサービスの価値をしっかり伝えることが重要です。

動画の長さは1分以上を目安に、サービスの内容や利用後のメリットが簡単に理解できるような動画を作成することをお勧めします。

YouTubeなどの動画配信プラットフォーム

現在では、自社のサービス紹介動画をYouTubeにアップロードすることが一般的になっています。自社HPに掲載した動画と同じ内容をYouTubeに載せることで、会社のサーバーに重いデータを保存せず、技術面でも効率的な運用が可能です。

YouTube専用に動画を掲載する際に意識すべきポイントは、ユーザーがYouTube内で「サービス名」で検索するケースが多いということです。この点は、自社HPに訪問しサービスについて調べるユーザーと基本的に同じです。

YouTubeでの検索時の特徴として、「サービス名 使い方」や「サービス名 メリット」などを検索すると、検索結果に複数の動画が表示されます。
1つのアカウントで検索結果を複数埋めることができるので、興味を持っているユーザーに対する訴求動画に加えて、別の関連動画や「How to」などの使い方を解説する動画も作成することもお勧めです。

YouTubeやSNSでの動画広告

動画広告を作成する際には、構成に大きな工夫が必要です。

多くのユーザーは、動画の最初の3秒ほどで内容を判断し、スキップするかどうかを決めます
そのため、最初の3秒〜10秒でいかに視聴者の注意を引き、興味を持たせるかが非常に重要です。

また、動画広告では、年齢や性別などのターゲティングが可能です。ユーザーの属性に合わせた訴求を行うことで、より効果的に視聴者の関心を引き、購買行動に繋げることができます。

さらに、TikTokのような縦型動画が必要なプラットフォームもあるため、各媒体に合ったフォーマットを選ぶことが大切です。それぞれの特徴を活かした動画作成を心がけましょう。

イベントや展示会・商談

企業が集まる展示会やBtoB向けのイベントでは、多くの企業は、次に出てくる新しいサービスや、自社で活用できるものを探しています。
そのような場面でサービス紹介動画があれば、1から説明する必要はなく、自然に営業活動ができるのは強みではありますが、いくつか重要なポイントがあります。
それは、「自社のサービスを導入した企業がどのように改善され、どんな利益を得たのか?」を明確に伝えることです。ビジネスの場では、サービスを導入することで企業にどれだけの利益がもたらされるかが一目でわかるようにすることが重要です。

そのため、ただかっこいいだけの動画を作るのでなく、数字やロジックを活用して、説得力を持たせることが求められます。

詳しく知りたい!利用シーンに合わせた動画はどうすればできる?そんな時は…

活用シーンごとのポイントをもっと知りたい、こういった場面で使用したいけれどどう言う構成がいいんだろう…とお悩みの方は、一度弊社「CAREARC」にお問い合わせください

撮影・編集のみといったスポットでのご依頼はもちろん、企画〜運用までの完全制作までご希望に合わせて請け負っております。
ぜひ一度お問い合わせフォームからご連絡ください。

サービス紹介動画の作る時の5つのポイント。構成や制作に必要なことは?

サービス紹介動画の作り方のコツ

サービス紹介動画を作成する際には、押さえておくべき重要なポイントがあります。
これらのポイントをしっかりと押さえることで、効果的なサービス紹介動画を作ることができます

動画制作には考慮すべきことが多くありますが、ここでは動画制作会社として特に重要なポイントを厳選して紹介します。

以下では、サービス紹介動画制作時に押さえるべき5つのポイントを簡潔にご紹介します。

1. サービス紹介動画の目的を明確にする

動画制作で最も重要なのは、1本の動画の目的を明確にすることです。

「なぜサービス紹介動画を作るのか?」
「動画を通じてサービスをどのように見せたいか?」
こうした初期設計が非常に大切です。

例えば、動画の目的が「ユーザーにサービスを知ってほしい」「購入してほしい」「ホームページへの集客を図りたい」といった具合に変わるだけで、動画の構成やアプローチが大きく変わります

まずは、このサービス紹介動画を通じてどのような結果を得たいのかを明確に設定することが重要です。

2. 視聴ターゲットを具体的に設定する

目的が決まったら、次に具体的なターゲット設定を行います。

例えば20代をターゲットとした場合と50代をターゲットとした場合、それぞれの年齢層に響く動画の内容は大きく異なります
さらに、性別や業種、BtoB(企業向け)・BtoC(消費者向け)によってもアプローチは大きく変わります。

ターゲットが明確であればあるほど、動画制作がスムーズになります。
もし自社のサービスでターゲットが既に決まっている場合は、そのターゲットに合わせた設定を行うことが基本です。

3. 目的に応じた動画コンセプトとメッセージを固める

目的とターゲットが決まったら、次は動画のコンセプト設計に入ります。

まず、このサービス紹介動画で伝えたいこと届けたいメッセージを明確にします。

視聴者が動画を見て、「興味を持つ」→「共感する」→「サービスを使う」という流れを作ることが重要です。

よくある失敗は、動画に複数のメッセージを詰め込みすぎること。
1〜2つのメッセージに絞ってシンプルに伝えることで、ターゲットにブレのない、効果的な動画を作ることができます。

4. イメージに合ったシナリオ・演出内容に整える

メッセージが整ったら、次はシナリオを考えます。

シナリオは動画の骨組み部分であり、非常に重要な役割を担います。動画の最終ゴールは、動画の目的によって決まります
例えば、「サービスを購入してほしい」という目的がある場合、その目的に合った動画の流れを作成します。

具体的には、「問題提起」→「解決方法/提案」→「サービスの紹介」→「サービスの購入」といった一連の流れを作り上げます。

ある程度の型が決まっているため、ゴールに向けてどのようなシナリオを作成するかを考えていきましょう。

5 .わかりやすさを重視した演出・編集にする

サービス紹介動画を制作する際、最も重要なのは「わかりやすさ」です。

特にサービスや無形商材の場合、サービス名だけではその内容が具体的にイメージできないことがあります。
そのため、動画を使ってサービスを可視化することが必要です。

具体的な図や、実際にサービスを利用しているシーンを取り入れることで、視聴者は「こういう場面で使えるサービスなんだ」ということが理解できるようになります。

サービス紹介動画では、視聴者がサービスの内容をイメージできないままだと効果が薄くなってしまうため、視覚的にわかりやすく伝える動画を作成することが大切です。

サービス紹介動画の制作費用!内製と外注の料金目安

サービス紹介動画の平均予算

自社でサービス紹介動画を作成するには相当な労力と時間がかかります。
特に、初めて動画を制作する場合は3ヶ月以上かかることも珍しくなく、その間にかかる人件費や時間が大きな負担となります。

そんな時におすすめなのが、サービス紹介動画の制作を外注することです。

外注費用は、依頼内容に応じて5万円〜100万円程度が相場となります。
動画の長さや本数、納期、外注する範囲によって費用は変動します。

不安な方は一度オンラインで打ち合わせを行い、自分たちの希望や予算について相談するのが良いでしょう。
これにより、具体的な要件に合わせた最適な提案を受けることができます。

株式会社CAREARCでも多くの動画を作っている実績があります。
無料相談も承っておりますので、動画制作を検討中の方はぜひ一度お問い合わせください。

サービス紹介動画の制作ならCAREARCへ

サービス紹介動画の制作なら株式会社CAREARCへ

ここまでサービス紹介動画について詳しくご紹介しました。

文字だけでは伝わりにくい情報も、動画を使うことで視覚的にわかりやすく伝えることができ、ビジネスの幅を広げるための強力なツールとなります。
ビジネスの成長を目指しているなら、ぜひ動画制作をご検討ください
サービス紹介動画ひとつで、自社サービスを大きく広げられる可能性があります

もし自社での制作にハードルを感じている場合は、ぜひ一度「CAREARC」にご相談ください
弊社では、サービス紹介動画に限らず企業紹介動画や商品紹介動画なども数多く制作しています。

動画制作の補助から完全制作までをお任せいただけますので、まずはお気軽にお問い合わせフォームからご連絡ください

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この記事を書いた人

株式会社CAREARCのクリエーターズチームが執筆しています。WEB制作や動画制作時に役立つ情報を中心に発信しています。

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