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・過去に500社以上の企業様の補助金申請を着金までサポート
IT導入補助金の申請代行をお願いしたい
申請代行の費用相場はいくら?
IT導入補助金を活用したい方で申請代行を依頼したい方も多いでしょう。
結論として、丸投げの申請代行はできませんが、役割分担しサポートしてもらうことは可能です。
本記事では、IT導入補助金の申請代行をお願いできる範囲や費用相場、支援事業者(ベンダー)に依頼するメリットを解説します。
また支援事業者の選び方や依頼時の注意点、申請手順などもまとめているため、ぜひ参考にし、スムーズに活用できるようお役立てください。
IT導入補助金2025の申請代行は可能!ただし丸投げは不可

IT導入補助金の申請代行は可能です。
そもそも、IT導入補助金の申請は、支援事業者(ベンダー)として登録をしている事業者へ依頼しなければいけません。
ただし、全て支援事業者に依頼することはできず、できる範囲が決まっています。全て支援事業者へ依頼すると規定違反になります。
そのため、丸投げの申請代行はできず、一部申請のサポートを依頼すると言った表現の方が正しいでしょう。
次章では、申請代行する際の、支援事業者が「できること・できないこと(申請者がやるべきこと)」についてまとめているため参考にしてください。
IT導入支援事業者(ベンダー)への登録の申請代行を検討している方は、以下で詳しくまとめているため、ぜひ参考にしてください。

IT導入補助金2025で申請代行できる範囲。どこまでサポートしてもらえる?

IT導入補助金の申請にあたって、支援事業者(ベンダー)ができること・できないことを表にまとめました。
支援事業者ができないことは、申請者(中小企業や小規模事業者、個人事業主)が実施、準備等を行わなければいけません。
依頼できること、自身でやるべきことをしっかり把握しておきましょう。
申請代行・サポートできること | 申請代行・サポートできないこと ※申請者がやるべきこと |
---|---|
・IT導入補助金についての情報共有 ・申請マイページの招待 ・ITツールの申請情報の入力 ・申請画面の操作方法や書類内容の確認 ・ITツールのマニュアル作成や運用サポート ・事業計画書の作成(通常枠のみ) | ・申請マイページの開設 ・申請に必要な書類の準備 ・gBizIDプライムアカウントの取得 ・SECURITY ACTIONの宣言 ・デジwith ・申請情報の入力 ・事業計画の作成 ・SMS認証による本人確認 |
※みらデジは2025年3月31日までで、4月1日から「デジwith」という新サービスに変更。必須項目から加点項目となりました。
IT導入補助金2025で申請代行できること。ベンダーのサポート可能
・IT導入補助金についての情報共有
・申請マイページの招待
・ITツールの申請情報の入力
・申請画面の操作法や書類内容の確認
・ITツールのマニュアル作成や運用サポート
・事業計画書の共同作成(通常枠のみ)
上記については、IT導入支援事業者に依頼することが可能です。
申請に伴うアドバイスはもちろん、書類の確認や導入後のITツール運用のサポートまで幅広く対応しています。
しかし、ITツールの運用やマニュアル作成など、細かいサポート体制については支援事業者によって異なります。
必要があれば、事前に支援事業者へ確認しておきましょう。
IT導入補助金2025で申請代行できないこと。申請者がやるべきこと
・申請マイページの開設
・申請に必要な書類の準備※
・gBizIDプライムアカウントの取得
・SECURITY ACTIONの宣言
・デジwith
・申請情報の入力(申請者・支援事業者情報や基本事項)
・事業計画の作成
・SMS認証による本人確認
上記は、支援事業者に代行してもらうことはできません。そのため、申請者自身で進めましょう。
しかし、アカウントやマイページの開設・取得、準備する書類などについてアドバイスを受けることは可能です。
支援事業者に協力を仰ぎながら、スムーズに実施できるようにしましょう。
※法人、個人事業主で必要となる書類
法人 | 個人事業主 |
---|---|
・履歴事項全部証明書 ・法人税の納税証明書 ・決算書(提出は不要) | ・身分証明書(運転免許証や住民票) ・所得税の納税証明書 ・所得税確定申告書B |
IT導入補助金2025の申請手順やスケジュールを紹介

申請代行・サポートを受ける際、事前にIT導入補助金の申請手順やスケジュール感を把握しておきましょう。
申請期間は申請枠によって異なりますが、ある程度スケジュールを把握しておくことで、余裕を持って申請することができます。申請漏れが起こらないためにもチェックしてください。
IT導入補助金2025の申請の流れ。手続き手順を解説
IT導入補助金を申請する際の大まかな流れは以下のとおりです。
申請者自身が行う必要がありますが、不明点などあれば支援事業者に確認しましょう。
実施項目 | 補足 |
---|---|
導入するITツールの選定 | 自社に必要なITツールの決定と補助対象か否かを確認する。 |
IT導入支援事業者の選定 | 導入ツールを取り扱っている支援事業者を選定する。 |
gBizIDプライムアカウントの取得 | 補助金申請に必要で、取得まで約1〜2週間かかるため、事前に済ませておく。 |
SECURITY ACTIONの宣言 | 補助金申請に必要で、自己宣言IDの取得まで約1週間かかる。 |
交付申請・決定 | 申請後、交付決定までは約1ヶ月ほどかかる。 |
ITツールの発注・契約・支払い | 支援事業者へ発注し支払いまで終わらせる。 |
事業実績報告 | 交付決定したITツールの契約〜支払いが終えた後に実施。 |
補助金交付手続き 事業実施効果報告 | 交付手続きが終えたら、ITツール導入によってどのような効果が得られたかを報告。 |
IT導入補助金2025の申請スケジュール

申請から交付決定までのスケジュールの目安は、約4〜7ヶ月です。
前の見出しで紹介した手順で進める必要があり、ITツールの選定やその他、必要事項の対応などはできるだけ先手先手で進めるのが好ましいでしょう。
遅れてしまうと、公募期間の締切が過ぎてしまい、次回申請しなければいけないため、機会を1度失ってしまいます。
細かいスケジュールに関しては、以下で詳しくまとめているため、参考にしてください。

IT導入補助金2025の申請を支援事業者(ベンダー)に依頼するメリット

IT導入補助金の申請代行を支援事業者(ベンダー)に依頼するメリットは上記画像のとおりです。
IT導入補助金は、登録している支援事業者に依頼しなければ申請できません。
以降で、支援事業者の選び方についてもまとめているため参考にしてください。
申請に伴う工数を削減できる
IT導入補助金の申請には、多くの書類作成や資料準備が必要で、事務局とのやり取りも発生します。
これらの作業は本業と並行して行うと大きな負担になりますが、支援事業者に依頼することで、作業の多くを代行してもらえます。
支援事業者は申請に必要な書類や情報を適切に整理し、効率的に申請を進めるため、自社の工数を大幅に削減することが可能です。
また、複雑な補助金制度の要件を理解しているため、ミスや手戻りを防ぎながらスムーズに進行できます。
スムーズに申請手続きができる
IT導入補助金の申請は、手続きやフォーマットが独特であり、特に初めての申請者にとっては戸惑いやすいです。
支援事業者は申請経験が豊富で、必要な段取りを熟知しているため、申請者がつまずきやすいポイントを事前に解消し、スムーズに進めることができます。
また、GビズIDの取得や電子申請システムの操作など、オンライン手続き特有の作業も丁寧にサポートしてくれるため、申請者の負担を軽減できます。
さらに、事務局からの問い合わせや修正依頼に対しても迅速に対応できる体制が整っているため、申請プロセスの遅延を最小限に抑えることが可能です。
最適な申請枠や必要なITツールの選定ができる
IT導入補助金2025は5つの申請枠があり、それぞれ対象や補助率が異なるため、申請者の事業規模や目的に合った枠を選ぶ必要があります。
支援事業者は申請者の業務課題や目標をヒアリングした上で、最適な申請枠を提案することが可能です。
また、補助金対象となるITツールの選定についても、登録ツールの中から申請者のニーズに合致する製品やサービスをピックアップ。場合によっては複数ツールを組み合わせた効果的な導入プランを設計してくれます。
ITツール導入の効果を最大化しつつ、補助金の適用範囲を最大限に活用することができます。

採択率を上げることができる
IT導入補助金は、申請内容によって採択されるかどうかが決まります。
支援事業者は過去の採択事例を数多く手がけているため、どのような内容が審査で評価されやすいかを熟知しています。
例えば、事業計画書には生産性向上の具体的な数値目標や導入後の効果を記載する必要がありますが、支援事業者はこれらを論理的かつ説得力のある形で作成。
また、補助金申請における重要なエビデンス(証拠資料)を的確にそろえることで、審査通過の可能性を大幅に高め、結果として採択率の向上が期待できます。
申請するITツールが決まっていれば、該当ツールの申請実績がある支援事業者を選ぶようにしましょう。

アフターフォローの支援が受けられる
IT導入補助金の申請が採択された後も、実績報告やITツールの活用支援が必要です。
支援事業者は、補助金交付後の実績報告書作成や必要な証拠書類の準備をサポートしてくれるため、申請者は手続きに時間を取られることなく、安心して事後対応を進められます。
また、導入したITツールの運用についてのサポートや、トラブル発生時の対応も支援事業者から受けられるため、ITツールを効果的に活用することが可能です。
さらに、支援事業者が導入後の改善提案を行うことで、補助金を通じて得た成果をさらに高めることができます。
IT導入補助金2025の申請代行・サポートの費用相場

IT導入支援事業者へ依頼した際の費用は、大きく分けて以下の3つに分かれます。
・成功報酬+着手金
・成功報酬のみ
・固定報酬
成功報酬は、交付決定金額の〇〇%を支払うもので、相場としては申請額の約10〜30%です。着手金に関しては、申請依頼した際に支払うもので、相場は5〜10万円ほど。
固定報酬は、申請額に関わらず、支払い金額が固定です。
支援事業者を選定する際は、取り扱っているITツールや実績、サポート内容などと合わせて、どの報酬形態なのかを確認しましょう。
弊社は、着手金なしの成功報酬で申請サポートを行っております。実績報告のサポート費用は成功報酬に含まれており、別途料金はかかりません。
交付される場合のみ、費用をいただいておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
IT導入補助金2025の支援事業者(ベンダー)を選ぶ際のポイント

以下5つのポイントを押さえて支援事業者を選ぶようにしましょう。
・導入したいITツールを取り扱っている
・専門知識があり最新情報に詳しい
・申請実績や経験が豊富
・サポート体制が整っている
・サポートの費用
導入を検討しているITツールを取り扱っていることは必須であり、特に複数ツールを組み合わせる場合は、取り扱いや運用サポートができるか確認しましょう。
また、最新のIT導入補助金要件や審査基準を把握し、自社業務やITツールに精通した専門知識を持つ支援事業者であれば、より適切な提案やサポートを受けることができます。
さらに、申請実績が豊富で採択率が高い支援事業者は、過去の成功事例やノウハウを活かした的確なサポートができ、不採択のリスクを軽減してくれます。
対応の迅速さや申請後のサポート体制も重要なポイントで、特に事務局からの問い合わせや修正依頼に素早く対応できる支援事業者であれば、安心して任せられるでしょう。
最後に、申請サポート費用については、費用内訳や料金体系を確認し、提供されるサービス内容や質を総合的に判断することが必要です。

IT導入補助金2025の申請代行を依頼する際の注意点

IT導入補助金の申請を依頼する際の注意点について解説します。
安心かつスムーズに補助金を活用できるよう、事前に確認しておきましょう。
申請の丸投げはできない
IT導入補助金の申請を支援事業者に依頼する際、すべてを丸投げすることはできません。
補助金の申請には、申請者自身が自社の業務内容や導入目的、改善したい課題などを明確に説明する必要があります。
事業計画書の作成や事務局への提出資料には、申請者自身の業務に関する詳細な情報が求められます。支援事業者と積極的にコミュニケーションを取り、必要なデータや資料を適切に提供することが重要です。
申請者と支援事業者が協力して進めることで、精度の高い申請書を作成することができ、審査で評価される可能性が高まります。
すべてを丸投げすることはIT導入補助金の規定に違反するため、必ず協力しながら進めましょう。
悪徳業者には気をつける
IT導入支援事業者に関わらず、どの分野でも悪徳業者も存在します。
不当に高額な手数料を請求したり、虚偽の申請内容で補助金を取得しようとしたりする業者には注意が必要です。
誤って依頼してしまうと最悪の場合、補助金の返還や法的トラブルに発展する可能性があります。依頼前には、事業者の実績や信頼性を十分に確認し、過去の成功事例や公式登録状況を調べることが重要です。
また、「必ず採択される」といった過度に保証する言葉を使う業者には注意を払い、契約内容を十分に確認したうえで依頼するようにしましょう。
支援事業者のサポート内容を確認する
支援事業者によるサポート内容は事業者ごとに異なります。申請書の作成代行だけでなく、導入後の実績報告書の作成やツールの運用サポートなど、補助金申請の一連の業務をどこまでサポートしてくれるのかを事前に確認しておきましょう。
また、対応可能な範囲やスケジュール、料金体系も含め、具体的なサポート内容を明確にしておくことで、後々のトラブルを防ぐことができます。
特に、申請後のアフターフォローが充実している事業者を選ぶことで、補助金利用後の運用もスムーズに進められます。依頼前に支援内容をしっかりと確認し、契約書に明文化されているかを確認しておきましょう。
IT導入補助金2024の採択率は?CAREARCの採択率も紹介

以下、2024年度の申請枠ごとの採択率となります。
申請枠 | 申請数 | 交付数 | 採択率 |
---|---|---|---|
通常枠 | 25,140 | 16,540 | 65.79% |
インボイス対応類型 | 46,394 | 33,438 | 72.07% |
インボイス電子取引類型 | 1 | 1 | 100% |
セキュリティ対策推進枠 | 225 | 192 | 85.33% |
複数社連携IT導入枠 | 7 | 4 | 57.14% |
主に、インボイス対応類型と通常枠が申請されていることがわかります。
通常枠とは業務の効率化を実現するためにITツールを導入する枠で、インボイス対応類型は「会計・決済・受発注ソフト」の導入やパソコンやタブレットなどのハードウェア導入に活用できる枠です。
過去の申請実績を見ても、2025年も「インボイス対応類型・通常枠」がメインとなるでしょう。
2021〜2024年の採択率について、以下で詳しくまとめているため、気になる方はチェックしてください。
また、CAREARCの2024年度の採択率については、次章でまとめています。

IT導入補助金2025の申請サポートはCAREARCへお任せください!

本記事では、IT導入補助金の申請代行についてまとめました。
申請における全てを代行することはできませんが、以下のようなサポートを受けることは可能です。
・IT導入補助金についての情報共有
・申請マイページの招待
・ITツールの申請情報の入力
・申請画面の操作法や書類内容の確認
・ITツールのマニュアル作成や運用サポート
・事業計画書の共同作成
やるべきことは他にもありますが、基本的に支援事業者へ質問すれば問題ありません。
株式会社CAREARCでは、2020年から支援事業者として申請サポートを実施してきました。ヒアリングや最適なご提案、申請・その後のサポートまで徹底支援しています。
取り扱っているITツールも豊富なため、補助金の申請を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。
・2020年からIT導入支援事業者としてサポートしているため実績が豊富
・これまで500社以上の申請をサポート
・2024年度は200社以上の申請サポートを行い、採択率は以下のとおり
┗インボイス対応類型:94%
┗通常枠:93%
・オンライン面談による全国エリアでの申請サポートが可能
・支援事業者登録のサポートも可能
