スマレジとは?料金プランや導入費用、できることなど解説

スマレジとは

スマレジとは?何ができる?

スマレジのメリットやデメリットは?

POSレジの導入に際して、スマレジを検討している方も多いでしょう。スマレジは飲食店や小売店、美容院などさまざまな業種業態、規模感に対応しています。

本記事では、スマレジとは何か?機能やできること、導入メリット・デメリットについて解説します。

また料金プランや導入方法、他のサービスとの違いについてもまとめているためぜひ参考にしてください。

スマレジとは?

スマレジとはPOSシステム

スマレジとは、iPadやiPhoneを使って会計業務を中心に、在庫管理・売上分析・顧客管理などの店舗運営を効率化できるクラウド型POSレジシステムです。

インターネット環境があれば、リアルタイムで複数店舗の売上や在庫状況を一元管理でき、レジ業務だけでなく経営改善にも役立てることができます。

無料プランから利用でき、ニーズに応じて多機能な上位プランへ拡張できる柔軟性があり、小売店・飲食店・美容サロン・クリニックなど、業種を問わず幅広く導入されています。

具体的な機能やできることについては以下でまとめているのでチェックしてください。

スマレジでできること。機能や何ができるか紹介

スマレジの機能

スマレジの機能や具体的にできることについて紹介します。

会計やレジ業務
売上管理や分析
在庫管理
顧客管理
受発注管理
従業員管理
その他機能一覧

スマレジの機能1. 会計やレジ業務

スマレジの基本機能であるPOSレジでは、商品の会計処理、割引対応、返金・取消、複数の決済方法への対応(現金やクレジットカード、QR決済など)が可能です。

直感的な操作ができるiPadベースのUIで、誰でもすぐに使いこなせます。

レシート発行やタブレット連携もスムーズに行え、接客の質も向上します。

スマレジの機能2. 売上管理や分析

スマレジは、リアルタイムで売上データを確認でき、日別・時間帯別・商品別など多角的な分析が可能です。

店舗ごとの売上比較や月次・週次での推移の可視化により、売れ筋商品の把握や販売戦略の立案に役立ちます

売上データは自動でクラウドに保存され、パソコンやスマホからも確認できます。

スマレジの機能3. 在庫管理

スマレジでは、商品の入出庫管理や棚卸業務も一元化できます。

在庫数がリアルタイムで反映され、在庫切れや過剰在庫のリスクを軽減することが可能です。

複数店舗の在庫状況も把握できるため、店舗間の移動管理や発注の最適化もスムーズに行えます。

スマレジ・在庫管理アプリと連携すれば、さらに詳細な管理ができるためおすすめです。

スマレジの機能4. 顧客管理

スマレジは、顧客情報(名前や性別、購入履歴など)を登録・管理でき、リピーター対策や販促施策に活用できます

例えば、一定金額以上の購入者にクーポンを発行したり、来店履歴に応じたDMの配信をしたりすることが可能です。

CRM(顧客関係管理)として活用することで、顧客満足度とリピート率の向上を図れるでしょう。

スマレジの機能5. 受発注管理

スマレジは、商品の発注や仕入れ、納品までを一貫して管理することが可能です。

仕入れ先とのやり取りや納品データの登録も行えるため、工数を大幅にカットできます。

発注の履歴管理や、在庫数に応じた自動発注の仕組みも構築できるため、仕入業務の効率化とコスト削減につながります。

スマレジの機能6. 従業員管理

「スマレジ・タイムカード」と連携することで、シフト作成、出退勤打刻、勤怠管理、給与計算などを自動化できます。

スタッフごとの販売成績の把握もでき、評価制度やインセンティブの設計にも活用することが可能です。

クラウド管理により、管理者はどこからでも状況を確認できます。

スマレジの機能7. その他機能一覧

・会計ソフト(freeeやマネーフォワードなど)との連携
・店舗別、端末別の売上設定
・キャンペーンやポイント制度の運用
・複数店舗、多拠点の一括管理
・オフライン利用対応
・APIによる外部システム連携

スマレジはPOSレジ機能だけでなく、会計ソフトとの連携や複数店舗の一元管理、カスタマイズ性の高い拡張機能など、幅広いニーズに対応しています。

業種や規模に応じて必要な機能を組み合わせられるため、スモールビジネスからチェーン展開まで幅広く対応可能です。

スマレジのメリット10つ!特徴を紹介

導入する前に体験ができる
iPadやiPhoneがあれば使える
無料プランでも基本的なレジ機能が使える
業種業態に関わらず対応できる
インボイスにも対応している
電子マネーやクレカなどさまざまな決済方法に対応している
無人店舗にも対応している
売上や在庫管理ができる
外部サービスとの連携ができる
サポート体制が充実している

スマレジの上記メリットについて詳しくみていきましょう。

スマレジのメリット1. 導入する前に体験ができる

スマレジは、無料トライアルを通じて導入前にすべての基本機能を試すことができます

実際に店舗で操作することで、操作性や機能の相性を確認できるため、「導入したけど合わなかった」といったリスクを防げます。

トライアルは専用フォームから簡単に申し込み可能で、サポート付きで試せるのも安心です。

スマレジのメリット2. iPadやiPhoneがあれば使える

スマレジはiOSベースで動作するため、すでに手元にあるiPadやiPhoneをレジ端末として利用できます

専用ハードウェアを購入する必要がなく、初期コストを抑えてスピーディーに導入できる点が大きな魅力です。

また、Apple製品ならではの直感的な操作が可能で、スタッフ教育の負担も軽減できるでしょう。

スマレジのメリット3. 無料プランでも基本的なレジ機能が使える

「スタンダードプラン」は月額0円で利用でき、会計処理、レシート発行、割引処理、商品登録など、日常のレジ業務に必要な機能がひと通り揃っています。

1店舗のみ対応という制限はありますが、個人事業主や小規模店舗には十分な機能で、コストをかけずにPOSレジを導入したい方に最適です。

スマレジのメリット4. 業種業態に関わらず対応できる

スマレジは、カフェや居酒屋などの飲食店、アパレルや雑貨の小売店、美容室、クリニックなど、あらゆる業種・業態に対応しています。

業種ごとのニーズに応じて、オプション機能や運用方法をカスタマイズできるため、業務に合ったシステム構築が可能です。

スマレジのメリット5. インボイスにも対応している

スマレジは、2023年10月からスタートしたインボイス制度にも対応しています。

適格請求書の発行や消費税の区分管理ができ、制度に沿った取引処理が行えます。

税理士や経理担当者との連携もしやすくなり、法令遵守と業務効率化の両立が可能です。

スマレジのメリット6. 電子マネーやクレカなどさまざまな決済方法に対応している

スマレジは、PAYGATEやSTORES決済などの外部決済サービスと連携することで、クレジットカード、交通系IC、電子マネー、QRコード決済(PayPay、楽天ペイなど)といった幅広いキャッシュレス決済に対応できます。

顧客の利便性を高めるだけでなく、会計業務の効率化やミスの削減にもつながります。

なお、スマレジ本体には決済機能はなく、各種決済を導入する際は対応端末の用意が必要です。

スマレジのメリット7. 無人店舗にも対応している

セルフレジやキオスク端末との連携により、無人店舗や省人化店舗への導入も進んでいます。

タブレット端末でのセルフ会計や、レシートプリンタとの自動連携、カメラやセンサーを使った入退店管理にも対応可能

人手不足対策や人件費削減を目指す店舗運営におすすめです。

スマレジのメリット8. 売上や在庫管理ができる

スマレジでは、リアルタイムで売上や在庫の状況を可視化でき、過去データとの比較やトレンド分析も簡単に行えます

さらに、複数店舗を一元管理できる機能があり、本部で各店舗の売上状況・在庫数を一覧で確認したり、店舗間で在庫を移動したりする運用にも対応しています。

スマレジのメリット9. 外部サービスとの連携ができる

スマレジは、会計ソフト(マネーフォワードやfreee、弥生会計など)や勤怠管理、予約システム、ECカートなど、さまざまな外部サービスと連携可能

API連携により自社専用のシステムとも組み合わせられ、業務の自動化・一元化を進めることもできます。

売上データの自動連携で、経理作業の手間も削減できるでしょう。

スマレジのメリット10. サポート体制が充実している

スマレジは導入前後におけるサポート体制も万全です。

公式マニュアル・よくある質問・チャットボットに加え、電話やメールでの問い合わせ対応もあり、困ったときにもすぐに相談できます

プレミアムプラン以上では、より手厚いサポートが受けられ、スムーズな導入・運用ができます。

スマレジのデメリット5つ

最低限iPadやiPhoneが必要になる
Android端末が使用できない
無料プランだと機能が制限される
オフライン時に使用できない機能がある
使いこなすまでに時間を有する

スマレジの注意すべきポイントについて紹介します。

スマレジのデメリット1. 最低限iPadやiPhoneが必要になる

スマレジはiOS専用のPOSシステムのため、利用にはiPadまたはiPhoneが必須です。

端末を持っていない場合は、新たに購入する必要があり、その分の初期費用がかかります。

特に複数台の導入を検討している場合、端末の準備に予想以上のコストがかかる可能性があります。

スマレジのデメリット2. Android端末が使用できない

スマレジはAndroidには対応しておらず、iOS端末でのみ利用可能です。

Androidで統一している店舗や、Androidタブレットで運用している事業者にとっては、端末の入れ替えが必要になる点がデメリットとなるでしょう。

対応端末の制限が導入のハードルになるケースもあります。

スマレジのデメリット3. 無料プランだと機能が制限される

スマレジの無料で使えるスタンダードプランは、1店舗・1台端末での利用に限られており、在庫管理・売上分析・顧客管理などの拡張機能は利用できません

ビジネスが拡大した際や、詳細な分析が必要な場合は、有料プランへの切り替えが前提になるため注意しましょう。

スマレジのデメリット4. オフライン時に使用できない機能がある

スマレジはクラウド型システムであるため、インターネット接続が必要です。

一部のレジ機能はオフラインでも使えますが、売上データの保存・同期、リアルタイム分析、クラウドへの自動バックアップなどはオフライン環境では制限されるため、通信環境が不安定なエリアでは注意しましょう。

スマレジのデメリット5. 使いこなすまでに時間を有する

スマレジは機能が多く、柔軟なカスタマイズが可能な反面、最初は設定や操作に時間がかかることがあります。

特にITに不慣れな店舗では、スタッフの習熟や初期設定に手間取る場合があり、サポートやマニュアルを活用しながら導入を進める必要があります。

慣れるまでの教育コストも考慮すべきポイントです。

スマレジの料金プラン。月額や導入費用、周辺機器の金額を紹介

スマレジの料金プラン

スマレジの料金プランの比較表を紹介します。

周辺機器の価格やオプション費用についても紹介しているため参考にしてください。

スクロールできます
プラン名月額/1店舗主な機能複数店舗管理在庫管理顧客管理売上分析勤怠管理おすすめ業種特徴
スタンダード0円基本的な会計機能、商品登録、レシート発行×××△(簡易)△(別アプリ)小規模店舗・個人店無料で使える最小構成。1店舗のみ対応
プレミアム5,500円売上分析、複数店舗管理、商品管理、権限設定△(基本)○(連携)小売・飲食・美容などコスパ重視の多機能モデル
プレミアムプラス8,800円顧客管理、ポイント機能、カスタムCSV、高度な売上・在庫分析○(連携)成長中の中規模事業者分析やCRMも強化できる、拡張性高い中核プラン
フードビジネス12,100円テーブル管理、キッチン伝票、コース料理対応など飲食向け機能○(連携)飲食店(居酒屋、カフェなど)飲食業向けに特化した注文・調理オペレーションに最適
リテールビジネス15,400円商品一括管理、高度な在庫管理、外部システム連携、個別機能カスタマイズ○(連携)アパレル・雑貨・チェーン店小売・多店舗展開向けの最上位プラン

スマレジは、無料から始められる「スタンダード」プランをはじめ、業種や規模に応じた5つの料金プランを用意しています。

売上分析や在庫管理、顧客管理などの高度な機能は「プレミアム」以上のプランで利用可能となり、飲食店向けの「フードビジネス」や小売業に特化した「リテールビジネス」では、業務に最適化された専用機能も充実しています。

導入目的や業種、将来的な事業規模に合わせて最適なプランを選ぶことが、スマレジを最大限に活用するポイントです。

周辺機器やオプション費用

周辺機器とオプションを一部紹介します。必要に応じて検討してください。

周辺機器価格
マルチ決済端末PAYGATE Station要問い合わせ
レシートプリンター内蔵型キャッシュドロアmPOP要問い合わせ
キャッシュドロアmJ-Drawer16,500円
セイコーPOSレジスタンダードセット58,300円
エプソン プリンター+ドロアセット69,300円
レジプリンターTM-m30III-H51,700円
モバイルタイプのレジプリンターSM-S210i36,667円
カスタマーディスプレイDSP-A0126,400円
レジバーコードリーダー・スキャナーSocketScan S720 Smaregiモデル55,000円
タブレットスタンド5,940円

スマレジの導入方法。ステップごとに紹介

スマレジの導入方法

スマレジの導入方法や手順について紹介します。

手順①スマレジに申し込む
手順②必要な機器を準備する
手順③アプリをインストールして初期設定を行う
手順④周辺機器と接続する
手順⑤試運転と操作確認を行う
手順⑥必要に応じて有料プランやオプションを検討する

手順1. スマレジに申し込む(アカウント作成)

まずはスマレジのアカウントを作成します。メールアドレスや店舗情報を入力するだけで、無料プランからすぐに始めることができます。

導入前に無料トライアルも利用できるため、実際の操作性を確認してから本格導入を検討することも可能です。

手順2. 必要な機器を準備する

スマレジの利用には、iPadまたはiPhoneが必須です。

レジとして使う端末のほか、必要に応じてレシートプリンタ、キャッシュドロア、バーコードリーダー、決済端末などの周辺機器を用意しましょう。

導入する店舗の規模や業種に合わせて、検討してください。

手順3. アプリをインストールして初期設定を行う

App Storeから「スマレジ」アプリをインストールし、ログイン後に初期設定を行います

店舗情報や商品登録、レジ設定、税率、支払方法などを順番に設定。

スマレジは操作性に優れているため、マニュアルを参考にしながらスムーズに設定できます。

手順4. 周辺機器と接続する

レシートプリンタやキャッシュドロアなどの周辺機器とiPadをBluetoothまたはLANで接続しましょう。

各機器はスマレジ公式で推奨されている対応機種を使うことで、安定した接続・動作が保証されます。設定はアプリ内の「機器設定」から簡単に行えます。

手順5. 試運転と操作確認を行う

本稼働の前に、会計処理やレシート発行、売上データの確認など、想定される業務フローを一通りテストしておくことが重要です。

スタッフ全員が操作に慣れるまで練習時間を確保することで、運用開始後のトラブルを防止できます。

手順6. 必要に応じて有料プランやオプションを検討する

基本的な利用であれば無料プランでも問題ありませんが、在庫管理や複数店舗対応などの高度な機能が必要な場合は、有料プランへの切り替えを検討しましょう

また、勤怠管理(スマレジ・タイムカード)や決済サービスなどの外部連携も併せて導入すると、業務の効率化がさらに進みます。

スマレジとスクエアやエアレジとの比較。違いは?

スマレジとスクエア・エアレジの違い
項目スマレジSquareAirレジ
初期費用端末代+周辺機器端末代+リーダー(初期費用は少なめ)基本無料(端末は別途)
月額料金(基本)¥0(有料プランあり)¥0(決済時に手数料)¥0
対応端末iPad / iPhone(iOSのみ)iOS / Android(両方対応)iPad / iPhone(iOSのみ)
決済機能外部連携(STORES, Square, Airペイ等)自社決済機能あり(Squareリーダー)Airペイ等の連携が必要
主な機能POS、売上・在庫・顧客・勤怠管理などPOS、決済、簡易な売上管理POS、売上管理、商品登録など
在庫管理◎(プレミアム以上)△(簡易)△(拡張にはAirインベントリが必要)
複数店舗対応◎(有料プラン)△(やや弱い)△(一部機能に制限あり)
インボイス対応
サポート体制電話・メール・チャットメール中心チャット・電話(時間制限あり)
導入に向いている業種幅広い業種(特に中〜大規模店舗)個人事業・決済重視の小規模店舗小売・飲食などの小〜中規模店舗

スマレジは在庫管理や複数店舗運営など幅広い機能を備え、中〜大規模店舗に適した高機能POSです。

一方、Squareは決済機能に強みがあり、初期費用を抑えてキャッシュレス対応を重視したい小規模店舗に最適。

Airレジは無料で手軽に使える点が魅力で、初めてPOSを導入する飲食店や小売店に向いています。

いずれも基本操作は直感的で使いやすいため、自社の業態・規模・導入目的に応じて選ぶことが重要です

また、決済手段の導入可否や連携できる外部サービスも事前に確認しておきましょう。

スマレジを安く導入する方法!おすすめの補助金を紹介

スマレジをお得に導入する方法

IT導入補助金(インボイス対応類型)を活用すれば、最大350万円(補助率2/3〜4/5)の補助が受けられます。

タブレットやPOSレジなどのハードウェアも対象。(最大10〜20万円の補助)

IT導入補助金 インボイス対応類型とは、インボイス制度への対応に必要な会計・受発注・決済などのITツール導入費用を補助する制度です。

中小企業や個人事業主が対象で、スマレジのようなPOSレジも補助対象ツールに含まれており、導入費用の負担軽減に活用できます。

以下、IT導入補助金を活用したスマレジの導入方法や事例、具体的な対象事業者など網羅的にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ

スマレジは、iPadやiPhoneを使って会計や売上・在庫管理、顧客対応までを効率化できるクラウド型POSシステムです。

無料プランから始められ、業種や店舗規模に応じた柔軟なプラン構成や豊富な機能が魅力。

導入前に体験ができ、外部サービスとの連携やインボイス対応など、時代に即した機能も充実しています。

一方で、iOS専用であることや無料プランの機能制限といった注意点もあります。自社のニーズに合った機能を見極め、スムーズな店舗運営に役立てましょう。

株式会社CAREARCでは、IT導入補助金を活用したスマレジの導入をサポートしています。

補助金を活用することで、スマレジやiPadなどの導入費を抑えることが可能です。

これまで500社以上のIT導入補助金の申請サポートを行ってきた実績もあるため、スマレジ含むPOSレジの導入を検討している方はお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

株式会社CAREARCのクリエーターズチームが執筆しています。WEB制作や動画制作時に役立つ情報を中心に発信しています。